出典:©2023 逆井卓馬/KADOKAWA・アニプレックス・BS11
あらすじ
音ゲーで鍛えた華麗なダンスを見込まれ、リスタ屋に買われた俺。
しかし、祭りの出番待ちをしている内に気付いてしまった。
眼鏡ヒョロガリクソ童貞の俺は、大勢の注目を浴びた事など今の今まで一度もないという事に…。
メイド服装のジェスたそが応援してくれているのだ。推しの為に、踊れ、豚!
今日限りの関係
祭りが始まり、次々とパフォーマンスが始まる。
「なるほど…ステージでのパフォーマンスがその店の屋台の売り上げに影響するんだな…」
主人公は全体を見ながら、状況を理解する事に勤しんでいた。
そんな中、1人で働き続けるジェスを見る。
そして、ジェスを手伝わずにサボり続ける大人の男達に主人公は苛立ちを見せる。
「イエスマの豚に期待して急いで調達してきた!」
ジェスを名前ではなくイエスマと呼び大量の酒を調達してきたと口にする男にも、主人公は「差別主義者」だと苛立ちを見せるのだった。
今日限りの関係だからと怒りを飲み込む主人公、そしていよいよ出番が訪れる…。
推しの為に舞え、豚!
キリンス宝石店のパフォーマンスが開始される。
「昨日までは音楽隊の演奏を予定しておりましたが、今回はそれに加えて…この特別なブタに登場してもらう事になりました」
そうアナウンスされて、ようやく主人公は気付く。
自分が人前で、注目されながら何かをやれる人間ではなかった事を…。
しかし、不安そうな瞳で応援してくれるジェスを見て覚悟を決めるのだった。
ブレイクダンスを華麗に決めながら舞う豚に、鳴りやまない歓声。
場のボルテージは最高潮となり、豚はステージから観客の方へと飛ぶのだった…。
全体的な感想
どの時代、どこの国でもやはり“差別”は存在するのですね…。
こんなに可愛くて優しいジェスが働いているのに、男達と来たら…!
怒りを飲み込んでパフォーマンスを魅せる豚が、一番の“大人”でしたね。
それにしてもキレッキレなダンスで笑ってしまいます。
豚があのような動きを見せたら、そりゃ歓声が轟きますよね!
ダンス系の音楽ゲームをやっているだけで、こんなにも動けるものなのでしょうか…?
少し音楽ゲームをやってみたいなとも思いましたが、腕や腰や足が砕け散りそうなので豚を見守るだけにしようかな…!
文章:クラッシャー佐藤