出典:© PROJECT DD3
この作品は前作の「DOG DAYS」、「DOG DAYS’」の続きです。
2015年、冬に1クール(全12話)」放映されました。
原作者も前回と同じ都築真紀(つつぎまさき)です。
アニメーション製作はセブン・アークス・ピクチャーズが担当しました。
事態は風雲急を告げる。
前作「DOG DAYS’」からしばらくたった秋の試験休みを利用して異世界フロニャルドを訪れる事になったシンク・イズミ、高槻七海(たかつきななみ)、レベッカ・アンダーソンの3人。
ところがイズミと七海の二人はロンドンから召喚する際、召喚陣の近くに落ちた雷の為、本来召喚される場所からずれてフロニャルド大陸にある竜の森へと迷い込んでしまいます。
そこで竜の森の巫女シャルに助けられた2人は最近、竜の森に出没している竜喰いと呼ばれる魔物討伐の為にシャルに力を貸します。
一方、レベッカは日本からの召喚に成功します。
シンク達がビスコッティとガレットに召喚されていないことを受け各国の領主たちは二人の行方を探します。
そして何とかシンクたちは各国と連絡を取ることに成功しますが、この竜喰いを放っておけばフロニャルド大陸に大きな災いとなるため、各国の領主たちも事態を重く受け取ります。
そして話はビスコッティ、ガレット、パスティヤージュの3国連合が集う大規模な軍事行動に発展するのでした。
勇者はフロニャルドと共に。
今作は異世界フロニャルドの中で竜の森や空海(そらうみ)と呼ばれる前回語られていなかった場所をシンク達が冒険します。
今作は前作とは違い、戦場ではなくシンクたち勇者3人や前作から登場していた人物、そして今作から登場する人物をまじえて物語は進んでいきます。
その中で前作から登場している伝説の勇者パーティーの過去が語られます。
パスティヤージュ王国最後の女王クラリフィエとその弟のヴァレリア、そしてフロニャルドに地球から召喚された最初の勇者アデライド、最後にダルキアンことヒナ・マキシマとその兄イスカ・マキシマの5人の物語です。
大陸中に存在を知られる事になるフロニャルド史で有名な5人のパーティーは現代に生きる子孫や勇者のシンク達に何を教えるのでしょう?
そしてこのアニメでは基本的に悪人は登場しないのですが、フロニャルドに生息する魔物達の存在がこの物語に介入してきます。
それをどう解決していくのかがこのアニメの見どころの一つだと思います。
文章:針尾