今回は2021年5月に発刊された『六畳一間の魔女ライフ』3巻の感想を書いていきたいと思います。
魔女決闘
アロエラと口論の末、魔女決闘をすることになってしまったマッジ。もし負けるとアロエラが隣に住んでいるという記憶とそのついでに今までリリカと共に過ごし働いてきた1か月分の記憶を失ってしまいます。
勝負は箒レースで決めることになりました。レースはマッジのアホ毛がギリギリゴールしていたためマッジたちの勝利に終わりました。
魔女決闘ですが、攻撃魔法の撃ち合いは禁止されているようで、箒レースで勝敗を決めるところがこの作品らしいなと思いました。
勝った二人はアロエラにいうことを一つきかせられる権利を得ましたが、マッジたちはそれを『みんなでご飯を作って食べる』という命令にしました。
いっけん、悩みのなさそうなアロエラですがマッジとリリカが楽しく過ごしている姿に羨ましさがあり張り合っていたようです。
そういう意味でマッジとリリカが『みんなでご飯を作って食べる』という命令は二人のやさしさを表していえると言えます。
ちなみにですが、人気のあるアロエラがアパートに住んでいたのは節約が理由だったようです。
昇格試験
マッジたちは試験管のオレガナのもと無事に試験を合格しBランクの魔女になります。
今までこなしてきた仕事の成果が結果をだしたようです。合格の後オレガナに二人は「いい魔女になる」と言ってもらい、嬉しさのあまりリリカが泣き出してしまう場面もあります。
3巻の一番最後に収録されている第13話は読んでいる途中で『もしかして最終話?』と思わせるほど上手く今までの話をまとめています。
4巻ではマッジの姉が登場するみたいでまた一波乱ありそうですね。
ではでは~。
文章:マフユノダリア