今回は2017年9月に発刊された『ガウリールドロップアウト』5巻の感想を書いていきたいと思います。
サターニャのドロップ
サターニャが魔界通販で感情を変化させてしまう七色ドロップを手に入れますが、試す前にガウリールに食べられてしまいます。
一見効果がなく残念がるサターニャでしたが、実はガウリールの食べた赤(愛情)のドロップは効果を発揮していて、ガウリールはサターニャに対してドキドキが止まりません。
作中でドロップを食べたのはガウリールとサターニャの紫(絶望)だけでしたが、他も見てみたいなと思いましたね~。
黄(尊敬)のラフィエルとかどうですか、でも彼女が誰かに尊敬の言葉をいっても皮肉に聞こえてしまうかな。
またガウリールとヴィーネの過去が5巻でも語られています。
今回は優等生だったころのガウリールがネトゲ廃人に堕ちてゆくまでが描かれていて、最初は絵文字が多かったヴィーネとのメールのやり取りがそっけなくなっていくのが面白かったです。
ラフィエルを尾行する二人
サターニャがガウリールを連れて、ラフィエルを尾行する話もあり、尾行に気づいたラフィエルが逆にサターニャを手玉にとります。この話のサターニャがポンコツカワイイです。
しかし実際ラフィエルの普段の行動って気になりますよね。面白いことが好きでサターニャに目をつけているので案外、今回とは逆でラフィエルがサターニャを尾行しているのではと少し思っています。
だからこそ尾行にもすぐ気づけたのかも!!
そういえば、新キャラも登場しました。タプリスからは黒奈さんと呼ばれている悪魔です。見た目はダークネスな感じですが、ハンカチを拾ってくれたタプリスに対してお礼をしたり悪魔ですが、このキャラクターも悪魔っぽくないです。今後もタプリスとよく絡む感じになりそうですね。
ではでは~。
文章:マフユノダリ