アニメコラム

少し変わった異世界転生ファンタジー「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」アニメ化。

このアニメは2019年10月から12月まで全14話が放映されました。アニメーション制作は亜細亜堂です。原作はTOブックスから出版された同名の小説が元で著者は香月美夜(かづきみや)です。

【もっと本が読みたい!】

このアニメの主人公は現代の日本で生活していた本須麗乃(もとすうらの)が死んだ後に中世ヨーロッパ風の異世界に転生した幼女マインです。

彼女は生前、本を読む事が何よりも好きでしたが、転成した世界には本という物が非常に高価な品物でした。もちろん彼女の力ですぐ手に入る代物ではないので彼女は決断します。本が無いのであれば自分の力で作れば良いと。

本を作る為に幼馴染みのルッツを仲間にします。そして本を作る為にまず紙作りから始めます。その為にはまず何よりもお金が必要でした。彼女は貧しい平民の兵士の娘として生まれ、しかもとても病弱でした。そこで現代日本で身につけた知識を使ってまず身近な所から手を付けます。

木の実から油を抽出して洗髪液を作り出したり、編み物で髪飾りを作ったりします。そうしているうちに彼女の父、ギュンターの同僚でオットーの義兄のベンノがマインの商業価値に気づき彼女に対してマイン工房を作るのを協力するのでした。

【本が持つ力について】

このアニメの物語は昨今流行の異世界転生ファンタジーの流れを汲む物です。現代日本で生活していた人間が死んで、来世で前世での記憶を持って主人公が活躍するというストーリなど正にその通りだと言えると思います。

このアニメの主人公も本須麗乃が転生して幼女マインとなって、前世の記憶を使って活躍するという話です。ですがこの物語が他の異世界の物語とは違う所は本という物の力がどれほどのも物かと言うことを視聴者に訴えかける作りになっている所だと思います。人類が有史以来、文字を発明して古くはパピルスや粘土板や木簡に文字を記して、後世に自分達が何を考えていたかを残して来ました。

本の発明がどれほど画期的であったことは識字率が高い今の日本ではあまりピンと来ないかもしれません。しかし今の時代、本を持っていなくてもそれに変わるPCや携帯端末などで文字を読める時代になったからこそ、本の復権が語られるようになったのだと自分は思います。

 

文章:針尾

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