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ただの恋愛アニメじゃない!
「陽なたのアオシグレ」は約18分の短編アニメ映画です。
「フミコの告白」などで有名な石田祐康さんが監督・脚本を担当しています。
あらすじを見たときに「ほのぼのした恋愛アニメかな?」と思い、視聴してみることにしました。
視聴後は良い意味で裏切られました…!
少女に想いを寄せる少年
小学校に通う「陽向」は同級生の「時雨」という女の子に好意を抱いています。
彼女は鳥のお世話をしており、陽向は時雨を想いながら鳥の絵を描きます。
時雨に絵を褒められたり、お互いの距離が少し近づき始めた頃、陽向は鳥小屋で泣いている時雨を見かけます。
別れの瞬間、陽向は時雨に想いを打ち明けることが出来るのでしょうか?
感想
前半は甘酸っぱい青春もの、といった感じで、後半になると恋愛ものとは思えない迫力のある疾走感を味わえます。
空想と現実が入り交じった表現が作品の良さを更に高めていると感じました。
物語全体を通して伝わってくる「時雨ちゃんが好きだ!」という陽向のまっすぐな想いはとても純粋で、視聴後は爽やかな気持ちになれました。
心を癒したいときに視聴するのも良いかもしれませんね。
恋愛アニメが好きな方にも視聴していただきたいですし、ハシビロコウなどの様々な種類の鳥も登場するので、鳥が好きな方にもおすすめの映画です。
文章:大葉勺々