出典:©Disney
ピクサーがジョン・ラセター氏とタッグを組んだ『トイ・ストーリー』は劇場公開された長編アニメーション作品としては、初のフルCGアニメーション作品です。
まだコンピューターグラフィックスが成熟期に達していない時期に製作されたアニメらしく、キャラクターのモデリングが特徴的で個性が溢れています。
『トイ・ストーリー』あらすじ
カウボーイの人形・ウッディが主人公のこの映画、正にアメリカらしいストーリーになっています。尚、ウッディは設定としては背中の紐を引っ張ると喋ることのできる人形になっています。おもちゃの世界のスーパースターです。
ウッディを所有している少年の名はアンディといいます。そしてアンディの所有するおもちゃたちはご主人がいない間は人間のように生き生きとしています。アンディの誕生日の日に新しくやってきたのは最新の宇宙ヒーロー、バズ・ライトイヤーでした。
アンディの引越し騒動に新旧ヒーローの確執もあり物語は舵を切ります。
『最初の5分で、がっしりと心を掴まれる』
ウッディとバズ・ライトイヤーは、ひょんなことからアンディの部屋の外に出てしまうことになるのですが、主人に従順な2人は何としても部屋に戻ろうとします。
しかし無情にも引越しトラックが家に来てアンディの存在は遠いものになろうとしていました。このアンディの家の隣に住む男の子シドがアンディと正反対で性格の悪い子なのです。主人を追いかけたい2人と、無情にも引越しのトラックが出てしまう不幸を描いているシーンは見所の一つです。
また、映画とは最初の5分間で作品の良し悪しが決まるとも言われていますが、この『トイ・ストーリー』に関しても最初の5分間でがっしりと心を掴まれます。『バグズライフ』と共に大人子供関係なく一度は見て欲しい映画の一つです。
文章:Shinichiro.S