出典:©はまじあき/芳文社・アニプレックス
あらすじ
喜多も再び結束バンドに加入しメンバーも揃い、バンドとして本格始動。
そんな中、リョウがオリジナルソングの作曲をし、その作詞をひとりは任される事になる。
ひとりは作詞を通して、バンドらしさと自分らしさの違いに思い悩む…。
向上心パワー
ギターに全神経を使っていて上手く歌を歌えないかもしれないと口にする喜多。
「もういっそボーカルだけの方がバンドのためなんじゃないかと思ったんだけど」
「でも、間奏中とかやる事なくて私オロオロしちゃいそうだし…」
ひとりが口を開こうとするも、喜多がそのまま言葉を続ける。
とびっきりの笑顔で“もっと頑張らないとね!”とひとりに言う喜多。
「うわっ!目が~!!」
あまりにも眩しい爽やか向上心パワーを浴びたひとりは、思わず両手で目を覆うのだった。
その後、喜多に一緒に歌を歌って欲しいと言われたひとりは、全力で拒否し続けるのだった…。
バンドミーティング
虹夏によりバンドミーティングが開かれる事になる。
お題は「より一層バンドらしくなるには?」だった。
練習、お話、形から入るなど様々な意見が出たミーティングでは、まずは形に入る所からが採用される。
「というわけで~とりあえずバンドグッズ作ってきた!」
結束バンドを事前に作って来ていた虹夏は、全員にグッズを渡す。
「物販で500円で売ろう。サイン付きは650円で」
リョウの言葉に喜んで買うとお金を用意する喜多。そんな光景を見たひとりは“バンド内でお金が循環するだけでは?”と心にツッコミを抱くのだった…。
形から入るが終わり、ミーティングが続くもファンクラブ作成など気が早い事ばかり案が出るだけだった。
そんな中、以前ひとりと約束した事が虹夏の口から伝えられる。
「前に決めたじゃん!リョウが作曲、ぼっちちゃんが作詞って」
すっかり忘れていたひとりは、思わず“あ”と口に出すのだった…。
全体的な感想
喜多の笑顔が眩しすぎる!ひとりと同じ感想を抱きました!
陰キャには陽キャの姿は本当に眩しいです…。陰に帰りたい。
なんだかんだ頑張ってギターを教えているひとりは、それなりにメンバーと打ち解けてきたと言っても良いですね。
この調子で会話も出来るようになれば陰キャ脱出!
バンドミーティングの際に、事前にバンドグッズを作って来ていた虹夏の行動力の高さが良かったです。
またグッズが良いですね。結束バンドに結束バンドですよ。シャレていますね!
でも実際、バンド名にちなんだバンドグッズの方がファンとしては嬉しいものだと思います。虹夏は賢い。はっきり分かんだね!
文章:クラッシャー佐藤