出典:©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
前作『ドラゴンボール』に次いで語尾に『Z』をつけた今作は1989年4月26日から1996年1月31日までという長期間フジテレビで放送されたカリスマ的アニメーションです。作中主人公の孫悟空が一度死んで、神龍により生き返る場面などがあり、その大胆な作風が人気を集めました。
『ドラゴンボールZ』あらすじ
『ドラゴンボール』の終焉は孫悟空とチチが結婚して、息子・孫悟飯が誕生するまでを描いています。『ドラゴンボールZ 』ではその後、戦闘民族サイヤ人の王子ベジータが現れ、地球は壊滅の危機に瀕します。そんな中でも悟空は戦いの中でどんどん強くなり、界王様との修行により「界王拳」を使えるまでになります。
大猿になったベジータの尻尾を切り落としたのは「やじろべえ」でした。その後も「元気玉」や悟飯が大猿になるなどしてベジータに勝利した地球の戦士たちですが今度は「フリーザ」というさらに強い宇宙戦士が現れ‥。
『見所ある戦いが豊富で目が離せない!』
原作は10年半の間、週刊少年ジャンプに連載された鳥山明氏の漫画でした。子供が大人になるまでを壮絶なタッチで描いており、人生観というものを刺激してくれる名作であったと思います。フリーザとの戦いの後にもセルとの戦いや魔人ブーとの戦いなど、見所が満載です。一話完結でないにも関わらずこれだけ人を惹きつける力は、やはり鳥山明氏だからできることだと思います。
悟空の息子・孫悟飯の成長にも注目です。悟空より人間に近い悟飯は、地球人だからこその爆発的な潜在能力を発揮します。
そして戦闘中にも成長する姿は悟空の過去を思わせるものでした。何度見ても完成度の高いこの作品はきっと後世に残る作品だと思います。
文章:Shinichiro.S