出典:©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
グレイプニルとはフェンリルという北欧神話の神様の捕縛のために作られた魔法の紐のことだそうです。フェンリルはロキの息子で弟にヨルムンガンド、長女にヘルを持つ崇高な神格的存在です。この題名の意味は第2話では全く見えて来ません。伏線も見つけられずじまいです。
初めて二人が一つに!!
修一は犬のぬいぐるみのバケモノに変身し背中のチャックからクレアが中に入って修一をコントロールします。基本的にこの物語は宇宙人との会話で徐々に謎が明らかになるタイプの物語です。
2話の最初は謎の少女の回想シーンから始まります。陸上選手だった彼女はある日、川岸で不思議なコインを見つけます。陸上に対してコンプレックスの塊だった少女は、廃墟と化したラブホテルの自動販売機で宇宙人と契約する為にコインを換金し、引き換えに強力な肉体を手に入れます。しかし、刻は現在、これが初めての戦闘だった主人公の修一とクレアに惨殺されます。初めて二人が1つになった瞬間です。修一は罪悪感で後悔します。クレアは自分がしたことだと責任を表します。そしてラストの回想シーンで失踪中のクレアの姉が宇宙人に「自分じゃなきゃ姿を変えられないの?」「一緒になりたい人がいる」と呟くのでした。
原作漫画との違いも面白い
今回の『グレイプニル』はやたらと戦闘シーンが濃かったなぁという印象です。それと最後のシーン、クレアの姉が宇宙人に「一つになりたい人がいる」とお願いするシーンは原作漫画では見られないシーンでした。
クレアは姉のエレナがお父さんお母さんを殺してバケモノになった猟奇的殺人者だと思っています。でも殺害現場は見ていないと、、これからの展開が興味深いのですが原作漫画が2015年の10月から現在2020年6月まででわずか8巻の刊行ということで気長に続編を待とう、ということになりそうです。
まとめ
姉エレナの真相に興味が集中します。3話4話とその謎はどんどん深まります。大きなフラグとなるのであろう第2話でしたが、エレナ意外に注目すべき点といえばやはりクレアの色気がどんどん増していることでしょうか。期待通りのエロさは視聴意欲をズキズキと刺激します。今年絶対に観るべきアニメ、『グレイプニル』をどうぞよろしくお願いします。
文章:S.Shinichiro