出典:©有田イマリ/SQUARE ENIX・製作委員会も癒されたい。
ブラック企業社員の働きすぎを危惧する幽霊ちゃんは、今日も深夜の時間帯になると「タチサレ~」と呼びかける。
しかし、ひとり残業をしていた伏原(ふしはら)さんにたちまち発見された幼女幽霊ちゃんは、「癒される~」と気に入られ、お持ち帰りされるのだった。
後日の帰宅途中にも伏原さんは、捨て猫となっていた化け猫みゃーこも拾って帰る。
犬は怖いが、ご飯は20杯も食べません。
そんなオバケの幼女ちゃんたちの居候?軟禁?生活が始まる。
伏原さんは、幼気な幽霊ちゃんたちを騙している節があるのだ。
疑惑を取り上げてみた。
実はみゃーこが化け猫であることは一見した時から知っていた

出典:©有田イマリ/SQUARE ENIX・製作委員会も癒されたい。
ほとんどの人が視認できない死人の幽霊ちゃん。
それを視認できるほどの霊能力をお持ちの伏原さんが、猫姿のみゃーこを見て、ただの猫だと思いますか?
見破っているに決まっているじゃないですか!
だいたいあのアパートはペット禁止なのでは?
「猫はダメでも化け猫なら問題ないだろ」と心の中でつぶやいてお持ち帰りですよ。
サンタクロースは実在すると吹き込んでいる
「実在」なわけないじゃないですか!
隣のリリィをも狙っている
初詣の神社で「鬼の御子神」ミコの存在に気づいた伏原さん。
「わたしの幼女センサーが反応している」とその口からポロっと漏れる。
このことからお隣で居候する幼女メイド霊リリィの存在もとっくに把握していたと思われる。
あわよくば倉橋サツキ(くらはし さつき)には消えてもらってリリィを我が物にしようと、火災の中で考えていたに違いない。
火を放ったのは伏原さんである。
そもそも伏原さんとは?
幼女だから、癒されるからといって、オバケを拾いますか?
普通拾いませんよ、憑りつかれて殺されるかもしれないのに。
癒されるものなら何でも拾う、手に入れるためには手段を選ばない伏原さんは「連れ去り魔」で「拾い魔」で「放火魔」
過酷な労働条件下に置かれて、すでに闇落ちしていた人かもしれません。
目の下のクマがそう言ってますもん。
文章:ヒトツメロバ