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『ソードアートオンライン』第5話「圏内事件」【感想】

出典:©川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project

 

ソードアートオンラインは、ライトノベルの世界で最も人気のある有名な作品です。小説版を読んでから、テレビアニメを見ると、展開の速さに気後れしてしまうこともあるかもしれませんが、独自の解釈で、ちゃんとストーリーになっているんです。

そして、第5話では初めて1話で完結しないストーリーになっています。

圏内事件の謎

副題に『圏内事件』とあるように、非現実体験R P Gゲームにおいては、本来安全なはずの圏内において殺人事件が起きるというのがストーリーの根幹です。教会に縄で宙吊りにされ、胸を突き刺された剣士、誰もが動揺します。

キリトとアスナはこの不可解な現象に立ち合い、事件の解決に乗り出します。残された武器の製作者グリムロックとは一体何者なのか!!

そして、それは一つのギルド(職業集団)の中で起きた悲劇でした。

急激な舞台転換

冒頭の主人公、キリトとアスナが日向ぼっこをするシーンがS A O(ソードアートオンライン)らしさが滲み出ているなと思います。

その後は、ひたすらミステリーな展開です。この作品は圧倒的戦闘能力で、キリトが悪意の塊のような巣窟を次々に突破していくことが本来の魅力です

しかし、これがメディアミックス作品の真骨頂なのかもしれないと思えるほどに完成度が高いのです。バックグラウンドのオーケストラにも注目です。

ABEMAでもAMAZON PRIMEでも観れます。課金すれば、第1シリーズから最新話まで観れます。この機会に是非S A Oの世界に浸ってみてはどうでしょう。

まとめ

ラノベ作品としての『ソードアートオンライン』は随分と駆け足で物語が進みます。

セカンドシーズンの「フェアリーダンス」においては、キリトもアスナもほぼ、経験値を積まずにラストシーンを迎えます。

そんなせっかちな作品が、T Vアニメになった瞬間に随分と細かく演出されているのです。このギャップに早く慣れたいと思いながらも、なかなか同じ作品とは捉えづらい部分もあります。

最初の頃は、どこか原作を伏線にしきれていないというか、マイナーチェンジしている感覚すらあります。でも、これから先、クライマックスに入ってくると、あれが伏線だったのかとアニメはアニメの独特な流れがあることに気づきます。

超ロングランを続けている作品で、2020年には『アリシゼーション』も放送されました。これからも注目してみていきましょう。

 

文章:S.Shinichiro

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