アニメコラム

TVアニメ『はたらく細胞』第5話・スギ花粉アレルギー を観た感想

出典:©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

あらすじ

湖のように静かな眼球粘膜の中に、突然空から何かが落下し始めた。

ゆったりティータイム中だったマクロファージたちは騒然となり、窓らかその物体を確認すると落下してきたのは“スギ花粉のアレルゲン”だった。

“アレルゲン”とは『アレルギー』を引き起こす物体のことで、『アレルギー』とは免疫反応が特定の原因物質に対して過剰に起こることである。

まばたきが間に合わず眼球に飛び込んできたたくさんのスギ花粉のアレルゲンたちは次々と粘膜の排水溝を開け体内に入り込んできた。

白血球により侵入者はスギ花粉のアレルゲンだと赤血球に伝えられ、見た目も恐ろしくないため一安心したのも束の間、記憶細胞によりスギ花粉のアレルゲンには恐ろしい言い伝えがあることが判明する。

その言い伝えとは、「宇宙より災いの流星飛来せし時、山は怒り大地は荒ぶり海は蠢く」と未知の大災害を予想させる…。

白血球さんの「とにかく食えばわかる!」が斬新すぎます

外敵に立ち向かい戦う “白血球”さん、めちゃくちゃカッコいいですよね!

闘う姿はものすごくカッコいいのですが、相手が何者かわからない時に行う、『食作用』(食細胞と呼ばれる単球やマクロファージ、白血球等が異物を細胞内に取り込み、分解すること。貧食ともいう)のシーンは完全にギャグ。

そのおかげで目の前の卵の黄身のような、見方によったらちょっと可愛い侵入者の正体が“スギ花粉のアレルゲン”とわかったのですが、1体見つかってからのスギ花粉のアレルゲンの数がみるみる増えていって…。

花粉の時期にいろんなところがムズムズ痒くなるのはそういうことか…と何だかすぐ納得できました。

あんな速さでたくさんのアレルゲンが体内に侵入して好き放題ウロウロするんですもん。

侵入口の目と、そのすぐ下の鼻から鼻水が止まらなくなるのは仕方ないのかもしれませんね…

花粉の時期だからってずっと目を閉じて生活するわけにはいきませんし。

インパクトのある可愛さから、グッズ化までされた“スギ花粉のアレルゲン”

卵の黄身のような容姿でのっぺりとした感じ、ぬいぐるみ的な可愛さのある『はたらく細胞』の中でのスギ花粉のアレルゲン。

現実の世界では 花粉症 に苦しんでいる人がたくさんいるので、本当に迷惑な存在ですがこのアニメの中では愛されキャラですね。

なんとなく、そんな予感はしましたが『ぬいぐるみキーホルダー』としてグッズ化されました。

あと、赤血球ちゃんの足元に数匹のスギ花粉のアレルゲンがいるフィギュアもありました。

実際の症状は大変ですが、キャラ的に可愛いって得ですね~。

まとめ

『はたらく細胞』を初めて観た時に、すごいアニメだなぁと思いました。

こんなにわかりやすくて勉強になって、各キャラも細胞の個性が出ていてすごくわかりやすくて。

学生の時に出会っていたら、もしかしたら医学を志していたかもしれません!

原作者のすごいアイディアだと思います。

唯一無二の面白いアニメだと思うので『はたらく細胞BLACK』も観たいと思います!

 

文章:天蔵

関連記事

  1. 鼻毛真拳の使い手ボーボボ『ボボボーボボーボボ』綺麗なバラには棘が…
  2. 細田守監督の名作『おおかみこどもの雨と雪』をご紹介
  3. TVアニメ『地獄少女 第2話 魅入られた少女』を見た感想
  4. TVアニメ『キャプテン翼 ジュニアユース編』第6話を見た感想
  5. TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』第4話【感想】
  6. TVアニメ『推しの子』第7話を見た感想
  7. TVアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』第1…
  8. TVアニメ『カッコウの許嫁』第20話を見た感想

新着記事をチェック!

ネコ型居候は家電破壊魔『宇宙人ムームー』

出典:©宮下裕樹・少年画報社/京急大学人類再生研究会◆戦争で母なる星が砕け散った!復活を期す…

新人助手が無双する『まったく最近の探偵ときたら』

出典:©2024 五十嵐正邦/KADOKAWA/まったく最近の製作委員会ときたら◆探偵になり…

「地動説は異端」は箱庭の出来事?『チ。 ―地球の運動について―』

出典:©魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員会◆一人の少女が教会に逃げ込んでき…

新着アニメニュース

新着アニメニュース

PAGE TOP