出典:©麻生羽呂・高田康太郎・小学館/「ゾン100」製作委員会
あらすじ
大型テレビをゲットする為に池袋へとやってきたアキラたち。
ゾンビに追われデパ地下に逃げ込んだ2人は、3人組のCAに遭遇する。
お酒を飲みながら自己紹介をすることになりアキラたちは気付く。
念願の、コンパだと…!
癒しの時間
ゾンビに追いかけられる世界で、ゾンビを撃ち殺すゲームを楽しむアキラ。
青空の下で心行くまでゲームを楽しんでいるアキラに対して、ケンチョは料理を作っていた。
「ふぅ…いや~最っ高だなベランピング!ここが東京のど真ん中とは思えねえよ!」
料理を作り終えたケンチョは、アキラに机を片してくれと口にしてアキラは快諾する。
隠し味を入れて作られた料理は絶品だった。
「はぁ~。しっかしケンチョはなんでもできんだな。そりゃモテるわ」
アキラの言葉に“料理は男のたしなみ”と答えるケンチョ。
その後、ケンチョはアキラが気にしている女性関係の事を口にする。
ケンチョに煽られたアキラは、“今日中に彼女を作る”などという不可能な言葉を口にしてしまい…。
合コン開始!
大型テレビを求めてゾンビから逃げた先で、他の生存者たちと出会うアキラたち。
アキラたちを合わせて男性3人、女性3人という形で自己紹介が始まる。
この状況にアキラとケンチョは「コンパっぽくね?」と思うのだった。
レイカ、マキ、ユカリの名前を聞いたケンチョは、3人の関係性を尋ねるのだった。
「3人ともロスからのフライト帰りで、日本に戻ったらこんなことに」
そう口にするレイカに対して、アキラとケンチョは興奮が抑えられずにいた。
「コンパだ!CAさんとコンパだ!!」
しかし、念願のCAさんを前にして、場は盛り上がらずにいた。
どうすれば良いか分からないアキラは、ケンチョに助けを求めようとするもケンチョはマキと急接近していた。
上手く行っているケンチョを見て血涙を流すアキラは、場を盛り上げる為に愚かな行動に出る。
「漢・天道輝。ブラック会社に3年勤め、根性だけは誰にも負けません!」
「今からテキーラ、鼻で一気してみせま~す!ぐっ…んんっんんっ…」
アキラの姿を見たレイカは声を荒げて大笑い。そこからはケンチョも脱ぎ芸を始め、場は一気に盛り上がりを見せるのだった…。
全体的な感想
ゾンビ溢れる世界でゾンビゲームを楽しむアキラが凄いですよね…。
もう見慣れてしまって感覚麻痺しているのか、単にそのゲームしかなかったのか…。
普通、この状況ならゾンビゲームはしないと思うのですよね!
料理も完璧にこなす男・ケンチョは素晴らしいですね。
見た目も良くて料理も仕事も出来て、そりゃモテますわ!
まさかのCAとコンパ開始で笑いました。偶然にしては出来過ぎている…!
しかし、出会いはいつどこであるか分かりませんからね。こんなゾンビだらけの世界にも希望はあったんだなって…。
直ぐに女の子と急接近な関係になるケンチョがもう、本当に凄い。そして羨ましい…!!
文章:クラッシャー佐藤