出典:©「平家物語」製作委員会
『平家物語』第五話の感想を述べたいと思います。
あらすじ
重盛の死後、びわの左目はいつの間にか重盛の目と同じ色になっていた。
重盛の弟の宗盛が平家の頭領となるも、息子をうしなった清盛は意気消沈し、安芸にひきこもる。
弱くなった清盛の隙をついて、後白河法皇は平家に対し攻勢をしかける。
清盛は、まだ幼い安徳天皇を即位させる。
清盛はクーデターによって後白河法皇を幽閉する。
領地を没収された以仁王は平氏討伐を決意。
それに対し平家は武力により押さえつける。
徳子は、殺し合いが続く世を嘆きます。
みどころ
平家を恨む人はとても多く、さまざまな人物が平家討伐をもくろみます。
しかし、その反乱を武力でもって鎮圧し、圧政をしくということを繰り返す平家。
そうして平家への反感・不満はさらに募っていきます。
そうした平家の傲慢さをコントロールしていた重盛が亡くなったことで、さらに
世の中が荒れ平家への憎しみが高まることになります。
こんなことをしていたらそれは破滅するだろう、と思わされます。
さいごに
思いのままにしようとする権力者の態様が、ひどいものであり破滅を導くのだという
ことを実感しました。
文章:kuragigo