©ハンバーガー/KADOKAWA/にんころ製作委員会
近道をする。そして抜け忍を拾う。
古賀 このは(こが このは)は、女子校生で殺し屋である。
一流の「殺し」の腕を持つ彼女の悩みは、「殺し屋ランキング」において、下位に低迷していること。「証拠隠滅」を苦手としているのが原因だ。
そんな古賀このはが、路地裏で「抜け忍」を拾う。
抜け忍が、その手で触れただけで・・・ボンッ!
死体を葉っぱに変えてしまった!
これを目の当たりにした古賀このはは、「証拠隠滅に便利」と、その抜け忍をお持ち帰りする。
この抜け忍、ダメ忍者との評判だが、「やればできる」タイプ。それどころか、とてつもなくヤバイ代物。
追っ手を葉っぱに
仲間の忍者の言葉に、テキトーに相槌打っていたら、心ならずも抜け忍になってしまった、草隠 さとこ(くさがくれ さとこ)。
彼女の特技は家事全般の他に、対象物を「葉っぱ」に変えること!
だが、命あるものは変えられない。古賀このはが殺害し、草隠さとこが葉っぱに変えるのだ。
抜け忍の宿命で、忍者の里から草隠さとこの元に、次々と送り込まれてくる刺客たち。それをふたりで返り討ちする。
悪霊を葉っぱに
SNSに画像アップしたら住居を特定された。
自宅アパートが爆破されて、組織の斡旋する部屋へ引っ越し。
そこは・・・以前の住人の遺物なのだろうか?オバケが出る。
だが、草隠さとこに掛かれば、心霊も葉っぱに変えてしまう。
ロボットを葉っぱに

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仲たがいして家出した草隠さとこと入れ替わるように、殺し屋科学者が製造した「さとこロボット」がやってきた。
それは、物覚えがいい上に、空を飛んで目的地へ運んでくれる。死体を葉っぱにはできないが、「目からビーム」で灰にしてくれる。
このままでは草隠さとこが、必要とされなくなり、戻れなくなる。
不安に駆られた草隠さとこは、ロボットを葉っぱにする。
帰宅すると家具が消え、葉っぱ屋敷に。
大きな建造物も時間はかかるが、やがて葉っぱに。
ということは、本人はまだ気づいてないだけで、地球も葉っぱにできちゃう!?
この忍術、実はとてつもない最終兵器かもしれない。
さらに不味いことに、この忍者は後先考えない。立ち止まって考えることしない性格なのだ。
場当たり的に、何でもかんでも葉っぱにしてしまう。できてしまう。
動力源が原子炉の猫型ロボットよりはるかにヤバイ居候!
まっ先に始末すべきは、草隠このはだ。
文章:ヒトツメロバ





































