出典:© 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社
あらすじ
主人公の乙骨憂太と幼なじみの折本里香は、11歳の時に結婚の約束をしました。
ですが里香は憂太の目の前で交通事故に遭い亡くなります。
その後、里香は憂太に取り憑く『呪い』という存在になり、憂太を傷付けようとするものを容赦なく攻撃する恐ろしい呪霊となったのです。
自分は存在しているだけで人を傷つける…と、憂太は次第に生きることを諦めるほど周囲から孤立してしまいます。
そんな時、呪術高専の教師である五条悟が現れ、憂太は里香の呪いを解くために呪術高専に入学します。
非術師を卑下し呪術師だけの楽園を作ろうとしている、五条のかつての親友・夏油傑。
夏油は凄まじい呪霊の『里香』を自分の物にするために、憂太を亡き者にしようと総攻撃を仕掛けてくるのですが…。
呪術高専に入学し、前向きに変化する憂太の心
呪術高専に入学する前の憂太は気力も活力も精力も何もなく、自ら死を望んでいたくらいなので、『どよ~ん』という感じで感情さえないような印象の暗い少年でした。
同じクラスの 真希・棘・パンダ という仲間に出会い、憂太はどんどん前向きに強く変わっていったので一安心。
笑顔が増え仲間意識が強くなっていく憂太の変化に、呪術高専に入ってよかったねと心から思いました。
真希を侮辱した夏油に「友達を侮辱する人の手伝いはできない!」と怒りを露わにした憂太。
よく言った!真希ちゃん嬉しかったでしょうね。
ひとりぼっちで孤独だった憂太に、命を懸けてでも守りたい『友達』ができたことは、呪術高専に入学して得た憂太の宝物だと思います。
里香(恋人)も大事ですが友達も大事です!
憂太と里香の純愛
両親を失っていて、自分を良く思っていない祖母に育てられている不遇な状況の里香ですが、大好きな憂太に向ける笑顔はキラキラしてすごく可愛いですよね。
憂太の誕生日に渡した『婚約指輪』は、母の形見の結婚指輪だったそうです。
指輪を受け取り、里香の「大人になったら里香と憂太は結婚するの」という言葉に「ぼくらはずーっとずーっといっしょだね」と答えた憂太。
最初は里香の執念が強すぎて憂太に取り憑いてしまったような描写でしたが、里香と離れたくないと思う憂太の気持ちが里香を自分に縛り付けていた…
気付いた時に憂太が泣き崩れる様子はとても切なかったです。
「ずーっといっしょ」という言葉がふたりの絆をより強くしていたのかもしれませんね。
呪いが解け元の姿に戻った里香が、「ありがとう。ずっと側においてくれて、この6年が生きている時より幸せだったよ」とい言うシーン。
もう、何回観ても号泣です。
こんなに純粋にお互いを想い合っている憂太と里香の住む場所がこれから変わってしまうのは悲しいですが、最後に里香が言った「あんまり早くこっちに来ちゃだめだよ」という言葉は、心から愛していないと言えない言葉だと思います。
好きだから一緒に逝こう という自分本位な考え方ではなく、好きだからあなたの人生を生き抜いて という、11歳とは思えない里香の憂太に対する愛情からくる言葉だと思います。
まとめ
『呪術廻戦0』は2021年に公開されました。TVアニメ『呪術廻戦』の前日譚になります。
筆者は、夏油が言った、『自己肯定、生きていく上でこれ以上に大事なこともない』という言葉が一番心に刺さりました。
自分が自分を認めて信じてあげないと、何をやってもうまくいかないし楽しくないと思うのです。
「どうせ私なんか…」はとても悲しい言葉だと思います。
完全なる『自己否定』の言葉で、その発言通りの結果になる『言霊』です。
たくさんいたキャラの中で、一番心に響いた言葉がまさかの敵側の言葉?という感じですが、筆者は夏油に習い『自己肯定感』を高めてこれからいろんな事にチャレンジしていきたいと思います!
文章:天蔵