アニメコラム

『僕のヒーローアカデミア』が熱い!!

出典:©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

前置き

いかに面白い作品であれ、徹夜して視聴するのは、年齢的にどうかと思うの。(挨拶)

と、いうわけで、フジカワです。やっぱり僕は根っこがオタクであるせいか、夢中になると文字通り寝食を忘れるのはいいとして、後のリカバーが大変だなあ、と思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。今回の記事は、テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』について、少し語らせていただきます。お付き合いください。

概要

『僕のヒーローアカデミア』、略して『ヒロアカ』。堀越耕平原作で、週刊少年ジャンプに連載中の作品を。アニメ化したものです。

概要としては、こんな感じ。

全人類の8割が、「個性」と呼ばれる、何らかの特殊能力を持っている「超人社会」となった世界。

「個性」を悪用しての犯罪が多発するようになり、誰もが夢見た「ある職業」が、脚光を浴びるようになる。

その職業とは、「ヒーロー」。敵(ヴィラン)に対抗する力として、正式な職業として国から認可されている。

こういう設定です。「全人類の8割」ということは、残りの2割は「個性」を持っていない。その「2割」のうちの一人、「無個性」の少年、緑谷出久(みどりや・いずく。通称デク)が、「平和の象徴」であるナンバーワンヒーロー、オールマイトとの出会いを経て、「最高のヒーロー」になるまでの話です。

この記事を書いている現在、第6期が放映を終了し、すかさず、第7期の制作が決定しました。

僕自身、実はまだ3期を全部観たところで止まってるんですが、それでも十二分に面白い! 語りたい! というわけです。

結論から申し上げると……

この『ヒロアカ』という作品。一言で表せば、「和訳されたアメコミ」です。別の言い方をすれば、「分かりやすくしたMARVELコミック(少年ジャンプ風味マシマシ)」。個人的には、「MARVELの逆張り風味」かも? と感じました。

どういうことか? この記事をご覧の皆様の中は、「MARVELコミック」と、一言で言っても分からない! という方もいらっしゃるかと思います。日本でもなじみ深いと言えば、『スパイダーマン』ですね。あれも、原作はMARVELです。

他の代表的なMARVEL作品としては、『X-MEN』とか、『キャプテン・アメリカ』とかが挙げられます。皆、特殊能力を持って、悪と戦いますが、僕の知る限りのMARVEL作品においては、特殊能力を持っているのが少数派で、一般人から変な目で見られたり、あるいは差別の対象になったり、またあるいは、自らの能力について葛藤したりします。

ところが、『ヒロアカ』においては、特殊能力を持っているのが多数派であり、持っていない方が、変な目で見られる。面白い着眼点だと思いました。

ジャンプテイスト、よい。

皆様、「週刊少年ジャンプ」のキャッチフレーズをご存じでしょうか?
ずばり、「努力、友情、勝利」です。もちろん、全部のジャンプ作品がそうではないのですが、『ヒロアカ』は、まとも、かつ、忠実にこれを体現しています。熱くならない道理がありますか? いやない。(反語)

『アカデミア』なわけですから、すなわち『学校』です。主人公のデクは、ナンバーワンヒーローであるオールマイトから、ヒーローとしての素質を見いだされ、個性を受け継ぎ、数多くのヒーローを輩出している名門校、「雄英高校ヒーロー科」に入学します。

そこで、1年A組になるわけですが、クラスメイトの面々が、まあ面白くていい奴ばっかり。デクは彼ら彼女らとの「友情」を育みつつ、必死に「努力」し、ヒーローを目指します。

学校生活を通した、クラスメイト達とのドタバタな青春や、健全に切磋琢磨していく姿も面白いんですが、悪の組織の手が伸びてくる。そいつらとの戦いも、また醍醐味の一つです。デク達は「勝利」することができるのか!?

語ればキリがない!

出典:©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

いやあ、キャラの立て方、話の運び方、演出の仕方、そしてもちろん、声優陣のいい芝居。どこを取っても素晴らしい。

皆様にはあまり関係のない話だとは思いますが、冒頭で申し上げた、徹夜の件。当初は、第1期の冒頭二話だけ観て「おっ?」と思っただけなんですが、そこからがすごかった。もう、止まらなかったんですよ。第1期を全部通しで観たのにとどまらず、「あとちょっと……」を繰り返しているうちに、気が付きゃ、第2期を完徹で走破していたという。

……アラフィフでの徹夜って、半端ないほど肉体的負担が大きいです。リカバーするのに、かなり日数がかかりました。

僕個人の話は置いといて、『ヒロアカ』は、主人公のデクが実にいいキャラであるのももちろんなのですが、クラスメイト達も、誰か「推し」ができるはずです。それぐらい、どいつもこいつもキャラがバリ立ちしている。ちなみに僕は、委員長の飯田君がお気に入りです。

Amazon Prime Videoなど、各種動画配信サービスで視聴できますので、全力でプッシュさせて頂きます。

ではまた。

 

文章:フジカワ

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