出典:©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA
あらすじ
道士との戦いで瀕死の傷を負った弔兵衛は、人ならざる再生力と共に氣に目覚める。
画眉丸もまた、道士との死闘の中で氣を体得しようと試みる。
その中、道士は名を見て突如ひざまずく、天仙様と…。
蔓の痣
道士との戦いで瀕死の傷を負った弔兵衛だったが、氣に目覚め驚異的な再生力を手にする。
しかし、同時に首に蔓の痣が現れ…次第に浸食されていく事になる。
「兄さんは適応の天才だ」
「でもなんだかこのままじゃ、これ以上は…」
桐馬が心配するも、弔兵衛は氣を用いて道士と戦闘を続ける。
戦闘中に氣を更に理解して行く弔兵衛は、遂に道士に風穴を開ける事に成功する。
「おお…なんだぁやっぱ殺せるじゃん」
血を流しながら笑顔を見せる弔兵衛。
桐馬はそんな兄の姿に“違和感”を覚えるのだった…。
求められる強さと弱さ
一方、画眉丸たちは氣を会得出来ずに戦闘を強いられていた。
「タオ…強い弱い。強い強いダメ」
圧倒的な力で敵を掻っ切る画眉丸たちは、強さだけを見せつけていた。
そんな最中、画眉丸の前にも道士が現れる。
しかし、道士は“メイ”を捉えて跪く。
「天仙様と同格。お前たち人間を養分とする側だ」
道士の口から明かされるメイの正体に、驚きを隠せない画眉丸たち。
しかし、画眉丸は目の前で泣くメイの姿に、敵側と謳われているメイを守る事を決意するのだった…。
全体的な感想
弔兵衛の状態が非常に気になりますね…。
このまま行くと、桐馬が思っているように最悪のケースになりかねないですよね。
蔓の痣にどこまで浸食されるのか、浸食された後に自分の意志は残るのか…。
そして画眉丸たちも様々な真実に辿り着きました。
メイの正体と役目。本当に必要な強さと弱さ。それらを踏まえて画眉丸が覚醒しましたね!
見た目も中身も気持ち悪い道士たちを倒してくれた画眉丸に感謝です。
そして次回は、佐切たちがメインとなりそうですね!
天仙様と遭遇した佐切たちは無事に生き残る事が出来るのか…。次回も楽しみです。
文章:クラッシャー佐藤