漫画の感想

【4月より刊行開始】『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』を読んでみた‼【感想】

こんにちは、今回は『ドラえもん』の作者としても有名な藤子・F・不二雄のSF短編集が発売されていたのでご紹介したいと思います。

概要

全10巻で1巻~6巻が『SF・異色短編』、7巻~10巻が『少年SF短編』という風に分けられていて4月より月毎に刊行されていきます。

ちなみに、4月は1巻と7巻が発売されていて、特に有名な「ミノタウロスの皿」が1巻の最初に収録されていました。

またNHKでは藤子・F・不二雄の短編が実写ドラマ化されていてそちらも注目です。

感想

「ミノタウロスの皿」は一度読んだことがあったのですが、設定に感心するのはもちろん、文化や立場の違いによる価値観の齟齬が上手く描かれていて、読み返してみてもやはり面白い視点を持った漫画家だなと感じました。

また、7巻は『少年SF短編』ということもあり、どこか『ドラえもん』や『キテレツ大百科』のような話が多かった印象です。

はじめて読んだ作品では「おれ、夕子」という話がSF(すこしふしぎ)な展開からの無難な結末が多かった7巻の話の中で、ひときわ悲しい内容と結末に惹かれました。

おすすめしたい短編

また2巻に収録されるはずの「ノスタル爺」が藤子・F・不二雄の短編では個人的にとくに好きです。

読み終わる前と後で不気味だった爺の「抱けえっ‼」っという言葉の受けとり方が変わる部分がすごいんですよね……。

 

というわけで、今月から順次刊行されていく『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』みなさんも読んでみてくださいね!

 

ではでは~。

 

文章:マフユノダリア

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