今回は2021年4月に発刊された『戦隊大失格』1巻の感想を書いていきたいと思います。
竜神戦隊ドラゴンキーパーは世界征服を目論む悪の怪人軍団と日々戦いを繰り広げていた。しかし、それは表側のことで、実は悪の怪人軍団の幹部はすでに壊滅しており、残された戦闘員『ダスター』たちはドラゴンキーパーとの戦いで敗北を演じ続ける協定を結んだのだった。
反逆のD
ダスターたちは今の状況を打破したいと思っており、その一人が戦闘員Dでした。彼は人に擬態することが上手く、戦隊の入隊試験を受けます。
その後、擬態していたことが戦隊の錫切夢子にばれてしまうのですが、彼女はDにたいして一緒に大戦隊をぶっ潰そうと提案します。
レッドの神具
ドラゴンキーパーは5人おり5人全員が神具という、不死の怪人を倒すための武器を持っています。
Dは錫切と結託してレッドの神具を奪い取りますが、レッドに気づかれてしまいDはあとからやってきたブルーの神具によって倒されて消えてしまいます。
作戦は失敗に終わったかと思いましたがレッドの神具はその戦いの場にはなく錫切のもとにありました。
感想
ダスターがどれほど弱い存在なのかが特に戦闘員Dを見ているとわかります。彼は神具以外では死なないものの錫切や他の隊員に何度も首を切られたり、銃で撃たれたりしています。
そんなダスターたちがドラゴンキーパーに反旗を翻すことができるのかが今後の見所ではないでしょうか?
それにしても錫切夢子に関してはまだわからないことが多いですね。なぜ戦隊に入っているのに味方を倒そうとしているのか、またなぜ神具を集めているのかなどなど。
また戦闘員D視点で物語が進んでいたのすが彼がいなくなったことで、2巻はどういった視点で物語が進んでいくのかが気になりますね。
ではでは~。
文章:マフユノダリア