出典:©高橋陽一/集英社・キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編製作委員会
あらすじ
全国中学生サッカーの大会決勝戦・南葛VS東邦学園は前代未聞の同時優勝で幕を閉じた。
南葛のキャプテン・大空翼は日本代表ジュニアユースの合宿には参加せず自宅で怪我の療養中。
翼抜きの日本代表は東邦学園の日向小次郎が大活躍。次の舞台は世界だ!
永遠のライバル
ヨーロッパ遠征に向けて、日向たちは合宿場で練習を続けていた。
ヨーロッパ遠征は、フランス国際ジュニアユース大会への挑戦の為でもあり、その後は世界の強豪たちとも戦う為に行われる。
三杉は選手たちを見て、スタメンを考えなければならなかったが…1つパーツが足りないと感じていた。
「それは明らかに翼君。ゲームメイクが出来て点も取れる翼くんが加われば、とてつもなく強いチームになる」
しかし、翼は怪我の療養で自宅から出られずにいた…。
一方その頃、翼はブラジル人の家庭教師に勉強を教わっていた。
もちろん、勉強しながらも仲間たちの事は考え続けていた。
「皆はこの合宿が終わればヨーロッパ遠征だ。俺も参加したかった…ヨーロッパに行けばもしかしたら岬君や若林君にも…」
そして、翼は永遠のライバルである若林との出会いを思い返すのだった…。
レギュラー決定
三杉は監督に、自分なりに考えたレギュラーポジションを伝える。
「なるほど。これは私の意見とほぼ一致するメンバーだな。しかし、松山君を思い切ってディフェンダーに使う手があったとは…」
監督も驚くようなポジションを伝えた三杉だが、これはあくまで“翼君が出場可能の場合”とも伝える。
そして監督もまた、源三が入れば守りがより強固になると口にするのだった…。
翌日、日本代表ジュニアユースと三原中央高校の練習試合が行われる。
中学生に負ける訳にはいかないと意気込む高校生たちに、中盤を完全に支配されてしまう。
ゲームメイクを任された松山が必死のディフェンスを見せる。
そして、石崎から渡ったボールを松山が日向に預ける。
「俺の!タイガーショットォー!!」
日向の蹴ったボールから炎を纏った虎がGKを襲う。
見事、ゴールネットへと突き刺さり、日本代表ジュニアユースは先取点をモノにするのだった…。
全体的な感想
遂に来ましたね、キャプテン翼 2期!待ち望んでいました…!
残念ながら翼は怪我の為、まだしばらくサッカーをする事は出来なさそうですが…。
その代わり、大活躍を見せる日向と松山。
日向のタイガーショットはやっぱり、普通のGKには止められそうにないですね!
高校生には通用していますが、海外勢に通用するのかどうか…今後が楽しみですね。
そして、意外と石崎が活躍していて嬉しかったです。
また最高の顔面ブロックを見せて欲しいところですね…!
文章:クラッシャー佐藤