前置き
中の人などいない!(挨拶)
と、いうわけで、皆様はじめまして。フジカワと申します。今回の記事は、僕が担当させていただきます。
簡単に自己紹介をさせて頂くと、年齢は「ぼく、みっちゅ!!」(×16)です。
アニメ関係は、観るのは好きなんですけども、いかんせん、最近はコンテンツが溢れかえっていて、どれを観ればいいのか分からない、という有様だったりします。
今回は、具体的なアニメの話をするよりも、ちょっと皆様に、改めて実感していただきたいことがございますので、その辺のコラムを。お付き合いください。
声優への道
声優になりたい、と思ったことがある方も、これをご覧の皆様の中にはいらっしゃるかも知れません。実を申しますと、この記事を書いている僕自身、そうであった時期があるんですよ。
あれは僕が13歳の頃ですから、35年前になるんですかね? たまたま新聞広告で、某声優養成所のオーディションを見つけたので、受けてみたんです。
結果は合格だったんですが、いざ合格通知を手にすると、急に臆病風に吹かれて、結局、通わなかったんですが。
今にして思えば、通わなかったのは正しかったかな、と思います。世の中、高額な授業料だけぼったくって、いくら頑張れどもプロにはなれない、という、詐欺まがいのスクールも多々あります。
そんなことなら、プロダクション直属のスクールに入った方がいいでしょう。
アイドル声優、すごくね?
第○次声優ブーム、なんて、気が付けば毎回言われている気がします。そんな中、昨今は「アイドル声優」と呼ばれる方々がいる。
皆様。冷静に考えてみてください。
「歌って踊れて、芝居ができて、容姿もいい」
……チートっぽくないですか? 声優が本業ですから、まず、役者としての力量が必須。アイドル声優の中で、「芝居が下手な人」というのを、見たことがありません。
そのベースがある上で、「アイドル」として、「崇拝対象」の役割もこなしている。完璧超人かと。
僕なんかは古い人間ですから、一昔前の「アイドル」というのは、可愛いだけで、芝居に関しちゃからっきし、という子がほとんどでした。
時代が変わったのは分かるんですけど、「天は二物を与えず」というのが、嘘だと分かりますよね。
推しがどう、というよりも
好みの声の声優さん、というのが、誰しもあるかと思います。
例えば僕の場合、女性なら、佐倉綾音(あやねる)さんとか、井上麻里奈さんとか、喜多村英梨(キタエリ)さんとか。男性なら、梶裕貴さんとか、故・塩沢兼人さんとか。
別に「全力で推すぜ、メーン!!」ってわけでもないのですが、聞いてると心地いい。それで十分だと思います。
話はそれるようですが、実は僕、大学時代に、演劇部にいたんですよ。そこで「芝居の奥深さ」を、嫌って程思い知りました。だからこそ、「プロの役者の凄さ」というのが、よく分かる。
噛みしめて、味わおう
ってことで、まとめます。
アイドル声優も、役者が本分です。まず、芝居を味わいましょう。深く考える必要はないんですよ。
ただ、キャラクターのセリフを聞くだけではなく、「その背後にあるもの」に対して、ほんのちょっぴり想像力を働かせてみれば、楽しみも深まるのでは? などと思います。
ではまた。
文章:フジカワ