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『鬼滅の刃』第六話「鬼を連れた剣士」【感想】

出典:©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 

主人公は竈門炭治郎(かまどたんじろう)。鬼の血を患部に浴び鬼になってしまった禰豆子(ねずこ)を妹に持つ剣士です。

師匠は鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)という老人です。

現在(大正何年か)から遡ること1000年以上前に、一人の鬼が生まれたことから始まった鬼狩りの歴史、最初の鬼はこの世界で唯一人間を鬼に変える事ができます。

人を鬼にまで変えてしまうような何があったのでしょうか。物語はまだ序盤です。

沼鬼との死闘

霧雲杉(きりくもすぎ)という軽い木で作った箱に禰豆子を入れておぶって、鬼狩りの旅に出た炭治郎。西の町で「かずみ」という青年に出会います。

かずみは「さとこ」という恋人を鬼にさらわれてしまったのです。この町では、16歳の女の子が次々と鬼にさらわれるといいます。

さとこの親に「消えただと!」と一方的に殴られてきたかずみさんに「信じます」と告げた炭治郎は地面の匂いを辿ります。

そこにいたのは「沼鬼」血鬼術(けっきじゅつ)を使える異能(いのう)の鬼であり三位一体の攻撃を行います。

1人の鬼ですが3体の体を持ちます。初めの鬼、人間を鬼に変える鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)のことを聞くと激しく動揺します。物語は禰豆子の正面突破で幕が降ります。

禰豆子を背負う炭治郎

さて、鬼舞辻無惨についての話が出た6話ですが、最初の鬼がどう生まれたにせよ、この世界には亡霊の影があるということは判り始めています。

恐らく無惨の無念を晴らすために、また、彼が正気に戻るために炭治郎と禰豆子の存在が重要になってくるのだと思います。

師匠鱗滝左近次は禰豆子に暗示をかけました。気休めかもしれないが。鬼は家族の仇。鬼は敵。鬼を許すな。

左近次は以前にも炭治郎に「禰豆子が人を喰った時どうすべきか分かるか」と問いかけています。

まとめ

禰豆子が人を喰らったとき、すべきことは二つ「妹を殺す」「お前が腹を切る」この二つだと左近次は言いました。

「生きていれば必ず何かいいことに出会うよ」と思いたいです。元に戻るだけでもどんなに幸せなことだろうと。全26話中まだ6話です。

残り20話でどんな決着が待っているのか、短いような長いような、不思議な感覚です。アニメにおける表現力にも注目です。続きを楽しみに待ちましょう。

 

文章:S.Shinichiro

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