出典:(C)おおのこうすけ/新潮社
かつて「不死身の龍(たつ)」と呼ばれた伝説のヤクザの龍(たつ)は、美久(みく)との結婚を機にヤクザ界から足を洗い、今は料理、掃除、洗濯、町内会の仕事など何でも完璧にこなす専業主夫である。
その言動に時折ヤクザ時代の気質を垣間見せながらも、仲睦まじい日常を送るのだった。
次のエピソードに、それぞれ0から100の間の点数を付け、あなたが面白いと感じた度合いを表してください。
飛び込んできた鉄砲玉
鉄砲玉とは、どこからか突然飛び込んできたゴキブリのこと。
殺虫剤で狙うも「玉切れやぁ」
あれこれ手間取っているうちに散々飛び回ったゴキブリは、龍さんの胸に張り付いた。
そこで美久が取り出した丸めた新聞紙は・・・、どう手元が狂えばそうなるのか、龍さんの顔面をヒット!
誰にやられたぁ?!
美久と舎弟の雅(まさ)がサプライズバースデーを企画。
龍さんが出掛けている隙に、準備を進めます。
しかし、包丁すら満足に扱えないふたり。極主夫道
料理はボロボロ、部屋の装飾も飼い猫にじゃれつかれボロボロ。
帰ってきた龍さんが目にしたのは、意図したものとは別の意味でサプライズな惨状!
それはまるで、何者かに襲撃を受けた後のような有様。
雅がせめてものと、力を振り絞って取り出したクラッカーも糸が切れ不発に終わる・・・それはまるで最後の悪あがきのように・・・。
フィギュアのバラバラ死体
知人のぼくちゃんを預かることになった龍さん。
ゲームの遊び相手になろうとしますが、龍さんのできるゲームはサイコロ賭博、麻雀、花札。
ぼくちゃんは「つまんない」と拗ねてしまいます。
しかしぼくちゃんは美久の大切にしていたフィギュアを気に入り、機嫌を直します。
フィギュアを手にはしゃぎ回るぼくちゃんでしたが、転んだ拍子にフィギュアを握り潰してしまいます。
「ヤってもうたんなら、埋めたらええ」と龍さんが埋めて隠そうとしますが、その現場を美久に押さえられてしまい、土下座で謝罪するハメになりました。
さあ、どのエピソードがお気に入りでしたか?
実は、これはあなたのドS度を測るテストでもありました。
最も高く付けた点数・・・それがそのままあなたのドS度です。
「おまえもゴン太やのう!」
文章:百百太郎