出典:©2022「風都探偵」製作委員会
仮面ライダーと悪の秘密組織「ミュージアム」との戦いは終結した。
だが、風の街・風都では「ミュージアム」がバラまいた、ガイアメモリによる事件が後を絶たない。
ガイアメモリとは、怪人(ドーパント)に変身できるアイテム。強力な能力をもったドーパントに変身する魅力に、人々が憑りつかれる。
仮面ライダーでもある探偵・左 翔太郎(ひだり しょうたろう)は、ドーパントによる怪事件を追っているうちに、異空間の存在を知る。
どうやらミュージアムの残党が、そこから出入りしているようなのだ。
彼らには困りごとがあるようで・・・
技術者が足りない
異空間に広がる街は寂れているのも道理で、かなり運営が難しい。
生活するには道が狭い!と暴れ出すロード・ドーパントがいる。
小型原子炉でエネルギー供給しているが、冷却水の制御バルブが造れない。
エネルギーが行き渡っていないのだ。
どれも技術不足が起因している。
迷子の人がいる
リアクター・ドーパントでもある二階堂守(にかいどう まもる)が、いかにも胡散臭い身なりで、原子炉部品の取引訪問していた小さな町工場。そこの社長に「あんたらテロ組織じゃないのか?」と疑われ、尾行される。
異空間に入ったところで気が付いたが、逃げられてしまった。
今も異空間のどこかで、社長は逃げ隠れしているというのだ。
勝手に名前を付けられる
いつの間にか翔太郎が呼び出した異空間の街の名は「裏風都」
ドーパントも探偵事務所の誰も、その名を使用していないのに、翔太郎だけが「裏風都」を何度も口にしておる。
拡散させようとしているようなのだ。
突然奇声を発する奴がいる
スクリーム・ドーパントが隣でうるさい。それでも幹部か!
世界の軍事バランスを崩すほどの技術を持って、異空間に逃げ込んだという残党たち。
世界平和を憂いての行動だとしたら、結構いいやつらかもよ。
「仮面ライダーに関わるな」と呼び掛けてるし。
文章:ヒトツメロバ