出典:©はまじあき/芳文社・アニプレックス
あらすじ
ライブも成功し充実した夏休みを過ごせると思っていたひとり。
結束バンドの皆と遊ぶ為に予定を空けている「入れる予定もないけれど」が誘われる気配がない。
次第に様子がおかしくなっていくひとりを見て、遊んでいない事に気付いた面々は江ノ島に遊びに出かけるのだった…。
遊びに行きたい!
「結束バンド…4人揃っての初ライブはなんとか成功を収めてこうして私たちの夏は終わ…」
今日は8月15日。夏休みはまだ終わっていなかった。
夏休み最後まで1日1日を大切に過ごそうとギターを鳴らすひとりだったが、今までと同じ日々に違和感を覚える。
「結束バンドの皆と遊ぼうと思ってバイト以外ずっと予定を空けてるけど…」
そう思うひとりだったが、遊びの話を一切しないメンバーのことを考える。
一度くらいは皆で遊びに行きたいと思っていたひとりだったが、自分から声をかけて誘うのはハードルが高い。
誰かが誘ってくれると信じて待つ事にしたひとりだったが、時は無情にも流れ…。
ついには新学期の前日を迎えてしまうのだった…。
夏休み最後の思い出作り
完全に壊れておかしくなってしまったひとりの為に、今から江ノ島へと遊びに行く事を決めた結束バンドのメンバーたち。
「後藤さん!あと少しで夏の思い出できるからね!もう少しの辛抱だから!」
倒れたひとりを支えながら、そう口にする喜多。
魂が口から漏れ出ていたひとりだったが、電車に乗った事により何とか魂が戻る。
無事に江ノ島へと辿り着いた結束バンドは早速、海へと向かう。
ここでようやくひとりが本来の意識を取り戻す。が、その瞬間。海パンを履いたパリピ男子に声をかけられてひとりは爆発四散してしまうのだった…。
全体的な感想
ひとりの気持ちがめちゃくちゃ分かります。遊びに行きたいけれど誘えないから待つものの、一切遊びに誘われない経験が筆者にもあります。
〇〇は誘っても来ないだろうとか勝手に決めつけられて誘われないのとか!悲しいですよね。
完全に壊れてしまったひとりは、今まで以上に行動と言動が荒ぶっていて凄かったです…。
でも!夏休み最後の日に、結束バンドと江ノ島に行ける事になったのは本当に良かったと思います。
やっぱり大好きな友達と楽しく遊べるのは、精神的にも身体的にも健康で良いですね♪
文章:クラッシャー佐藤