出典:©高橋陽一/集英社・キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編製作委員会
あらすじ
翼がグラウンドに帰ってきた!ミュンヘンとの練習試合で開始早々シュートを決めた翼に後押しされ、日本代表は前回とはまるで別チームに。
日向は翼とのコンビプレイで2点目を追加し、松山はDFとして攻守にわたって活躍。
2対0のリードで前半を折り返すのだった…。
夢のコンビプレイ
翼のドライブシュートで先制点を決めた日本代表。
その後も翼がフィールドを支配し続けていた。
ボールを持つ翼に対して、ミュンヘンは3人がマークに付こうとする。
流石の翼もボールを奪われるかと思われたが、それは翼の作戦であった。
翼はミュンヘンのDF3人を“つり出し”て日向へとパスを送る。
翼からパスを受けた日向は、タイガーショットを繰り出して見事、日本代表は追加点を得るのだった…。
決死のディフェンス
2点を取られて焦りを見せると思われたミュンヘンだったが、プレイは落ち着いていた。
同点、逆転だと意気込みを見せるミュンヘンは本来のプレイを取り戻して、日本代表に牙を見せていた。
早田が得意とするカミソリタックルをジャンプで交わして、一気に攻めあがるミュンヘン。
「俺たち日本代表を…ナメるなぁー!!」
決死のジャンプでボールをキャッチしたのは、GK若島津だった。
「ゴールは俺に任せて行け!」
手刀でボールを送る若島津に、日本代表も追加点を取るという意気込みを見せる。
しかし、ボルテンのスライディングによって沢田が吹き飛ばされ、ボールは再びミュンヘンへ。
パスを回してヘディングシュートをするミュンヘンに、手刀でボールを弾いて何とかゴールを死守する若島津だったが…。
こぼれ球をミュンヘンがキープして再びシュートが放たれる。
ボールは無人のゴールへと吸い込まれていく…。
「日本代表ゴールは俺が守る!」
「キエエエーッ!」
三角飛びで再びゴールを死守した若島津。決死のディフェンスで日本代表は前半を2対0で折り返すのだった…。
全体的な感想
敵のDFをつり出してからのパス。翼はシュート以外の技術も素晴らしいですね!
そして、日向と翼のコンビプレイは熱いですよね。
しかし、今回一番のヒーローはGK陣だと思いました。
若島津のおかげで何点もの危機を防ぐ事が出来ました。正直、めちゃくちゃかっこよかったです。
キエエエーッ!が聞けたので大満足です。
まさかの森崎もかっこよくて、ゴールを守っていましたね!
若島津と森崎の交代時の会話シーンがとても印象的でした。
そのシーンで描かれていた森崎が、大人の森崎と言った感じで貫禄が出ていて凄く良かったです!
文章:クラッシャー佐藤