出典:©2023 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会
「我が名は、めぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法〈爆裂魔法〉を操りし者!」
幼い頃、魔獣に襲われそうになっていたところを、通りかかった魔法使いに爆裂魔法で助けられた。
以来、爆裂魔法に、助けてくれた魔法使いに憧れ、冒険者となるべく、はじまりの街アクセルを目指す!
目指しているというより、今いるその場から逃げ出したいようにしか見えない、めぐみんの事情とは?
魔法学園にて
爆裂魔法の取得が、めぐみんの目指す卒業条件。
そのためのスキルポイントを溜めるためなら手段を選ばない。
「見た目は可愛くて大人しいけど、実はレアモンスターで、倒せば経験値もスキルポイントもたくさん入るのよ」
経験値とスキルポイントが入るなら、可愛くて無害なモンスターでも躊躇なく縊りコロス。たとえゆんゆんの目の前であろうとも・・・
ボキボキッ!!
ゆんゆんは晩御飯は喉を通ったのだろうか?
めぐみんの授業をサボる口実。「体の中に封印している邪神が眠りから覚めようとしている」ので体育は休む。
「そばに置いておくと巨大化するネコがいる」当然ウソだけど。言い分が通って、学校への持ち込みを許可される。
「このような悪行が問題になる前に、さっさと爆裂魔法を取得して、ここから逃げださなければ」
アルカンレティアにて
最初にやってきた街アルカンレティアは、水と温泉の街にして、悪名高きアクシズ教の総本山である。
ここからアクセルの街を目指すが、お金がない。資金を得る手段とは?
アクシズ教団に信者獲得の方法を伝授する!
それは、暴漢に追われているふりをして通行人に近づき、入信を勧める。
目の前で倒れ込み、助け起こしてくれた人の優しさにつけ込んで、入信書に名前を書かせる。
今後、めぐみんのこの勧誘方法がアクシズ教徒のお手本となる。
最終的には彼らは、作戦立案しためぐみんに全ての罪を押し付けて、美味しいとこだけ持って逃げるつもりなのだろう。
「そんなことになる前に街を出なければ、全て自分のせいにされる」
アクセルにて
馬小屋で暮らす水色髪のおもしれぇ女とジャージ姿の男。
ああはなりたくないと思いながら宿暮らしするも、PTをなかなか組んでもらえず、旅の資金も尽きてきた。
そんな折、一緒に付いてきたゆんゆんは「男から、お金になる仕事紹介するよって言われたの!」とウキウキ気分で話す。
あらためて、ゆんゆんのいで立ちを眺めて思うことは、かわいい顔立ち、胸大きい、太ももムチムチ・・・
「こいつ、いつか売り飛ばされる」
貼りだされたPTメンバー募集を見て
「いつまでもここにいてはいけない。例の二人に賭けてみるか・・・」
めぐみんの気持ちを代弁してみました。
当たらずとも遠からずといったところでしょ?
文章:ヒトツメロバ