出典:©RIN ASANO/緑松
親父が倒れた!
納野 和(いりの なごむ)は京都にある実家の和菓子屋「緑松(りょくしょう)」を継ぐために彼女と別れ、自宅アパートを引き払い、東京を後にした。
ところが慌てて戻ってきた実家では、入院したはずの父親は元気に働いていた。
全ては和の早とちりだった。
そんなお店で働く者の中に、女子小学生の姿が・・・。
女の子の名は雪平 一果(ゆきひら いつか)。
両親が離婚した後、「緑松」に預けられ、居候しながら店を継ぐために修行しているという。
和は一果が可愛くてしょうがない!
一果と遊びたい!
だが、一果のほうは、音楽活動のために実家を飛び出した和のことを良く思っておらず・・・
ダメな大人に振り回される一果。
そんな一果にさらに周りの大人たちがから騒ぎするのだ。
街角で
和に恋心をもつバイト店員と元カノが、一見なごやかムードの中にあって火花を散らし合う。
そんな街角のお店では、母親と食事をとりながら話の内容に聞き耳を立てる一果がいた。
大人の三角関係に気付いている一果の表情はみるみる険しくなっていく・・・。
そんなこととは知らない一果の母は「一果が見たことない顔になっている!」と満足そう?
学校のグランドで
大人も子供も参加する町内会の運動会。
それに一果も参加する。
一果の応援に回る和だったが、帰りに持ち込んできた大事な栗の被り物を紛失してしまったことに気付く。
一果も栗探しを手伝うという。
思わぬ一果も巻き込んだ栗捜索に、和も楽しそう?
遊園地で
和の誕生日プレゼントとして一果から渡された「一果の誕生日に一緒におでかけする券」を
ついに使う日がやって来た!
やってきた遊園地で、自分の誕生日なのに一果のことばかり気に掛ける和。
そんな和に辟易しながらの~「帰る、帰る」詐欺しながらの~一果だったが、いざ本当にはぐれると、そこらじゅう捜しまわる。
元の場所のすぐ近くで見つかった和は、一果に心配されて嬉しそう。
なお、「嫌になったらこれで逃げて来い」と和の父から渡されたお小遣いの出番は、最後までなかった模様。
それにしても、どっかで見たようなシチュエーションだと思いませんか?
「何して遊ぼうか~?」
「仕事の邪魔です!」というダメな大人とのやり取りといい、
働く女子小学生、看板娘、関西弁、下駄で接客・・・
これではまるで・・・
おっと、誰か来たようだ。
文章:ヒトツメロバ