創刊27周年ということもあり、Vジャンプ7月号で2種類の応募者全員サービスを実施します。一つはラッシュデュエル用、もう一つはOCG用のタイプとなっています。700円の応募者負担金を支払うことで、3枚のカードを入手できます。(二種類ほしい場合はどちらも負担金がかかる)
ラッシュデュエル用の応募者全員サービスで入手できるカード
レッドアイズブラックドラゴン
ラッシュデュエルではレジェンドカードとして扱われるため、デッキに一枚しか投入できません。
専用カードを使用する場合、このカードをいかにして手札に加えるのかがキーとなります。
最高の攻撃力を持つ青眼の白龍との併用はできないため、レッドアイズに特化したデッキを組む必要があります。
黒竜の雛
フィールドから墓地に送ることで、レッドアイズブラックドラゴンを手札から特殊召喚できます。最上級モンスターを召喚するために二対のリリースを必要とするものの、このカードを使用することでカードの消費を一枚抑えることができます。
レッドアイズを特殊召喚する目的のための投入になるため、OCGよりも枚数に注意が必要となります。
黒炎弾
レッドアイズブラックドラゴンが自分フィールドに存在するとき、相手ライフポイントに2400のダメージを与えられるカードです。
ダメージとしての威力は高いものの、レッドアイズブラックドラゴンを必要とします。いかにしてレッドアイズブラックドラゴンをフィールドに出せるかにかかっています。
OCGで入手できるカード
時の魔導士
融合召喚された場合に効果を発動できるカードです。コイントスを一回行い、表、裏に関係なく
フィールド上のモンスターを全部破壊する強力なリセット効果を備えています。
コインの表裏を的中させた場合、表側表示で存在していたモンスターの元々の攻撃力を合計し、その半分を相手ライフポイントにダメージを与えます。外した場合、表側で存在していた元々の攻撃力を合計した分、自分はダメージを受けます。
近年では先行一ターン目に大型モンスターを並べるデッキが多いため、後攻の一ターン目で返り討ちにするカードとして活躍を期待できそうです。予想を外してしまうと、即敗北につながる危険性もあるため、博打要素の高いカードといえます。
*相性のいいカード
・簡易融合(融合モンスター扱いとして特殊召喚できる)
・魔導サイエンティスト(禁止カード)
ハーピィーレディ・S C(スクラッチ クラッシュ)
チューナーとチューナー以外のモンスターを、シンクロ素材として特殊召喚します。
テキスト効果として、フィールドのハーピィーモンスター1体をチューナーとして扱うことができると記されており、ハーピィーデッキではチューナーなしでシンクロ召喚できます。
魔法、罠の効果が発動したとき、相手フィールド上のモンスターもしくは自分のハーピィーモンスターを任意で手札に戻すことができます。近年は破壊体制のあるモンスターも増えてきているため、有効活用できるかもしれません。
*相性のいいカード
レスキューラビット(一体で特殊召喚できる)
人造人間‐サイコ・レイヤー
レベル6モンスター二体でエクシーズ召還するモンスターです。効果は二つあります。
(1)エクシーズ素材を墓地に送ることで、相手フィールド上のモンスターをターン終了時までコントロールを得る。そのモンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。
制約つきの心変わりです。効果を最大限に生かすために、シンクロ、エクシーズ、リンク素材とする方法などがあります。
(2)フィールド上に罠カードが存在する場合、自分フィールドのモンスターをリリースすることで、フィールド上の表側表示のカードを破壊します。
永続罠を多用するデッキなら活躍を見込めそうです。そうでない場合は(1)の効果を使用することを前提に採用することになりそうです。
*時の魔導士は2020年4月に登場したばかりの、プラスマティックシークレットレアとなっています。どのような光り方をしているのかを見たい方は応募してみてはいかがでしょうか。
文章:アニメクン