アニメコラム

強くて怖い。エヴァ量産機

出典:©カラー/EVA製作委員会

旧劇場版を勧めにくい理由の一つ…?

「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」は90年代に公開された劇場作品です。

筆者は新劇場版シリーズも好きですが、個人的には旧劇場版と称されるこの映画の方が好きです。

理由としては、戦闘シーンがかっこいい、登場人物の悲痛な叫びが心に刺さる感じが好み、など。

ただ、初めて旧劇場版を見た際に「この白いエヴァ怖い」としばらくトラウマになりました。

それが「エヴァ量産機」です。

どんな機体?

エヴァ量産機はアニメ本編には登場せず、旧劇場版とコミック版、その他の派生ゲームなどに登場します。

見た目は白がメインカラーで口元だけが赤く、目はありません。

翼が生えており飛ぶこと、翼の収納が可能です。

全部で9体登場しますが見た目の差異はなく、どの機体もロンギヌスの槍のコピーを持っています。

そしてS2機関を搭載しており、他のエヴァのようにアンビリカルケーブルを繋いで電力を得る必要はありません。

エヴァの持つ弱点を克服したような機体ですね。

劇中での活躍

人類補完計画を発動させるため、ゼーレはエヴァ量産機9体全てを投入し、アスカが搭乗するエヴァ弐号機との戦いが始まります。

順調(?)に量産機を倒していく弐号機でしたが、ロンギヌスの槍が弐号機の頭を貫き、同時に弐号機の内臓電源が終了して活動限界となってしまいます。

そして倒したはずのエヴァ量産機は活動を再開し、とどめを刺すように弐号機に対し集団で攻撃します。

…攻撃というより、獲物をついばむ鳥のような感じです。(本当はもっとキツい絵面ですのでグロ注意です)

エヴァ弐号機は量産機と戦う前に戦略自衛隊によってアンビリカルケーブルを切断されており、1対9という状況もあってかなり分が悪い戦いだったと思います。

そしてエヴァ量産機にはほぼ無限で動けるS2機関が搭載されているので、結局弐号機に勝ち目はほとんど無かったんだね…と辛い気持ちになります。

量産機は雑魚という常識を疑え

ロボットアニメで量産機と聞くと「弱い」というイメージを抱きがちですが、そんな固定概念を良くも悪くも打ち砕いてくれたのがエヴァ量産機でした。

旧劇場版は視聴に結構カロリーを使うというか、心が不安定なときに見てしまうとダークサイドに引きずり込まれるというか…それでも個人的には大好きな作品です。

未視聴の方は心が元気なときに、旧劇場版でエヴァ量産機の活躍をチェックしてみてくださいね。

 

文章:大葉勺々

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