出典:©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
◆霊媒師の家に集まる怪異や能力者たち。
幽霊否定派だったが、怪異の能力を手に入れたオカルン/高倉 健(たかくら けん)。
宇宙人否定派だったが、オーラを操る能力を手に入れたモモ/綾瀬 桃(あやせ もも)。
学園一の美少女だったが、化け物に変身できるようになったアイラ/白鳥 愛羅(しらとり あいら)。
そこに新しく能力を持った仲間が加わった。
モモの幼馴染のジジ/円城寺 仁(えんじょうじ じん)。彼の体に入り込んだ邪視(じゃし)という怪異は、山の神のような存在だとターボババアは解説する。
邪視はいろいろ面倒くさい性格のようで。
人体模型の中は快適

出典:©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
邪視は元は、火山噴火を鎮めるため、山の神に生贄として捧げられた子供である。
生前、誰とも接することなく、部屋に閉じ込められて過ごした。
そんな邪視を人体模型の中に閉じ込め、お祓い儀式を行う。
除霊されたかな?と模型の顔を開けて見るが「無駄じゃ!」
しばらく儀式を続行して、再び覗くも「無駄じゃ!」
閉じ込められるのは慣れているようだ。
食事中でも
「除霊しないで!」というジジの頼みもあって、その肉体に封印した。結果、水をかけると邪視に、お湯をかけるとジジに戻る体質になった。
水さえ掛からなければ大丈夫と、夕飯はみんなで鍋を囲む。だが、オカルンが誤ってこぼした醤油が、ジジの手にかかった瞬間・・・
邪視が現れ、ちゃぶ台返し!
戦って欲しいのに
すっかり忘れていたオカルンの金の玉探しを再開する。
噂を手がかりに、向かった団地で宇宙怪獣が出現。オカルンたちは怪獣退治することに。
こんな時こそ人智を超越した邪視の力が役に立つ。だが、オカルンと交わした約束があるからと、戦おうとしない。ほんとに山の神か?天邪鬼じゃないのか!?
「人間は皆殺しじゃ!」
ずっと閉じ込められていた生前の邪視は、人との接し方を知らない。そんな邪視にとって戦いは遊びのひとつ。
「自分以外と戦わないこと!」を条件に、定期的に遊びと称して、オカルンと戦闘する。
中身は遊び盛りの子供の邪視にとって、人体模型でのかくれんぼ、ちゃぶ台返しは遊びの一環で、怪獣というオモチャには見向きもしない。人間が大好きな山神様。
まねき猫も遊び道具にならないのだろうか?邪視対まねき猫の「短気」決戦も見たいものなのだが。
文章:ヒトツメロバ





































