出典:©⼩野中彰⼤・⽵書房/魔法少⼥にあこがれて製作委員会
◆目指すは、魔法少女の解散阻止!
空を見上げると、今日も3人の魔法少女が街を守るべく、戦っている。
そんな魔法少女に憧れる柊 うてな(ひいらぎ うてな)はある日、マスコット的な生物から勧誘される。
「私も魔法少女になれる!?」
と思いきや、それは悪の組織「エノルミータ」への勧誘だった。
「魔法少女が消滅の危機にある。やがて敵を倒しつくして、解散してしまう」というのだ。
うてなは新たな敵・女幹部マジアベーゼとして、魔法少女の存在を陰で支える。
全てはひとりの魔法少女の手の平の上?
戦い方がわからない
悪の幹部になったものの、戦い方を知らないうてな。近所の神社で捨てられていたH本が目に入る。そこには攻め方・・・ならぬ責め方が記されていた。写真入りで。
H本を拾い集め、責め方を悶々と読書、学習する。
闇落ちは許さない

出典:©⼩野中彰⼤・⽵書房/魔法少⼥にあこがれて製作委員会
うてなことマジアベーゼのH本で得た「責め」にすっかり心酔してしまった魔法少女マジアアズール。その正体は神社の娘である。境内の掃除を担当しておきながら、投棄されたH本を放置していたのが仇になった。
責め苦に目覚め「ご主人様~♡」とすがりつく様子を見て、
「あなた闇落ちしようとしてますね」と、マジアベーゼに逃げられる。
世界征服は許さない
世界征服を企む古参幹部・ロードエノルメは、作戦失敗した者にお尻ぺんぺんのきついお仕置きをする。これに反発して内ゲバ勃発。
マジアベーゼは、そこへ入り込み、圧倒的魔力でロードエノルメを排除。
結果、総帥に着任し、世界征服を目指さない、ほどほどに魔法少女を痛めつけては撤退する組織へと改変する。
何が功を奏すかわからない
みんなが戦闘中、ただ一人、緊縛されては愉悦に浸るようになってしまったマジアアズール。
悪の組織が内紛している間に、一念発起して、マゾっ気を振り払う修行する。が、さらにマゾ気質を高める結果に。
しかし、それはやがてマジアベーゼたちの攻撃を自ら受け切る、マジアアズール薄氷巫女(マジアアズール ウスライノミコ)へ・・・魔法少女が究極マゾ少女に進化を遂げる。
全ては最強の存在の本性を隠していた柊うてなこと、マジアベーゼの手の平の上かと思いきや・・・
思い返せば、神社のH本から、マジアアズールの思いのままだった?
闇落ちから悪の組織に組みして、お尻ぺんぺんの刑で愉悦することもできた。
正義と悪・・・マジアアズールにとっては、どちらに加担してもよかったのかも。
文章:ヒトツメロバ