出典:© 北条司/NSP・読売テレビ・サンライズ
シティーハンターって?
この作品は、1985年に週刊少年ジャンプにて連載されたアクション漫画「CITY HUNTER」が原作のアニメ作品です。
元は読み切り漫画として連載された作品が、人気を得て正式な連載が始まり、本アニメシリーズのほか、「エンジェル・ハート」というアニメ作品や、香港にてジャッキー・チェンが主演をする実写映画も放映されるほど展開された作品なのです。
あらすじ
1980年代の東京、その新宿を舞台にさまざまな事件が巻き起こります。
その事件が、依頼者の命をつけ狙われているようなものだったとして、新宿駅に置かれたとある掲示板へ「XYZ」と任務依頼をお願いしたいと伝える暗号を書き込むと、どんな依頼でもこなす「シティーハンター」がそのヒットマンの始末の依頼ですら聞きにやってきます。
主人公「冴羽 獠(さえば りょう)」はどんなに危険な内容でも、それは彼が受けるに値する依頼だと判断すれば、どんなことでもやってのけ、今日も裏社会の中で暗躍します。
有名なエンディングの入り方
物語の構成パターンのほとんどが「序、破、急」で構成されており、事件を解決するために駆け出し、中盤で話が盛り上がって、終盤では無事に事件が解決する、という誰でも見やすい一定のリズムでお話が刻まれています。
それなのにお約束展開に飽きは来ず、どのお話も完結するたびに清々しいほどかっこよく締まって終わるのです。
その要因が、エンディング主題歌「TM NETWORK」が歌っている「Get Wild」の挿入タイミングが一つの理由とも言われていて、バラエティ番組などでシーンを取り上げられるほどかっこいいお話の締め方はアニメ史に伝説を残しています。
まとめ
2021年現在から数十年も前の作品ですが、今でも人気は衰えていません。
なんと続編「エンジェル・ハート」は2015年にテレビドラマになっていて、2019年には「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」が放映されました。
そんなシティーハンターは現代劇で物語が展開されているため、現実にあり得るようなリアリティとアニメだからこそ、引き立つガンアクションやバトル描写がありながら、笑いを招くコメディ要素が合わさっていて、誰でも見られる王道的なアニメと言えます!
文章:新堀