出典:©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
試合中に突然、魔王討伐のため異世界へ召喚されたプロレスラーのケモナーマスクこと柴田源蔵(しばた げんぞう)。
そのいで立ちから「変態」、ペットショップ開業を夢見るほどケモノをこよなく愛し、次々と篭絡していく様子から「魔獣殺し」とも呼ばれる。
ケモノを敵とするものは、例え女であろうと容赦はしない。
そんな柴田源蔵の前に立ちはだかり敗れ去った、勇敢なる者たちを紹介したい。
ヴォルフガング・フォン・クラフトマン
狼獣人。
金づるになると見込んで源蔵に声をかけた。
ところが、その容姿から、源蔵に一目惚れされ、人目の付かない裏路地で蹂躙、愛撫され、気持ちよさで昇天させられた。
その後も、ちょくちょく源蔵たちにちょっかいを出していたが、今度は怒りを買い、アジトに押しかけられて制裁を喰らうなどして、二重三重にトラウマを重ねる。
カーミラ
魔王配下四大公爵家であるファフニール家の長女ファフニール・ギルドメラグ・リンダブレアの従者で、非常に美人なレッサーバンパイアであるが、アホである。
リングコスチューム姿の源蔵を、リンダブレアを誘惑する変態と決めつけ、襲撃するが返り討ちにあう。
源蔵を怒らせる発言をしては、そのたびにジャーマンスープレックスやバックブリーカーを喰らっている。
源蔵から庭先で幾度もジャーマンスープレックスを喰らったことで、「黒パンツのお姉ちゃん」と、巷で言われるようになるが、ケロっとして出歩いている。
オークキング
周囲の町や村を荒らし回るオークの長。
高額賞金目当てに退治にやってきた源蔵と、なぜかプロレスで対決した。
ジャーマンスープレックスにより、敗れ去るものの、源蔵と意気投合。
美化運動をするようになる。
MAO
リングで対戦中に、宿敵ケモナーマスクに消えられる。
突然消えたケモナーマスクを想いつづけ、何を見てもケモナーマスクに見えてしまうほど恋焦がれるようになってしまった。
イオアナによって魔王として召喚され、念願のケモナーマスクとの再戦。
ここに「勇者対魔王」対決が実現するが、ジャーマンスープレックスによるスリーカウントで敗退。
さらに技量を磨くべく、爽やかに修行の旅へ出立した。
エドガルド・ラティス・アルテナ
エドガルド王国の王女にして姫巫女。
ケモナーマスクを勇者として召喚したが、魔獣退治を依頼したとたんジャーマンスープレックスを掛けられ、逃亡された。
これ以降、城内で「尻姫」と陰で言われるようになる。
その後、源蔵の住居を見つけ出し、魔獣退治を承諾させようと押しかけるが、そのたびにプロレス技をかけられて断られている。
毎日のように源蔵宅に出入りする様子から、周囲に「通い妻」と思われている。
オリジナルシーンがたくさん
MAOをはじめとする、アニメならではのオリジナルキャラもたくさん。
原作と見比べて、楽しむのもありですよ。
文章:百百太郎