出典:© 一色まこと・講談社/ピアノの森アニメパートナーズ
『ピアノの森』は、1998年より『ヤングマガジンアッパーズ』9号にて連載が開始されて、原作者は一色まことです。
2005年より『モーニング』に移籍しました。
連載が不定期になった後に、しばらく休載していましたが、2006年12月に連載が再開されました。
『モーニング』では、2015年49号、コミックは26巻をもって完結していて、2018年1月時点でのシリーズ累計発行部数は、600万部を突破しています。
第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞して、2007年には、アニメ映画化されました。
あらすじ
「森の端」と呼ばれる歓楽街に捨てられた主人公・一瀬海(カイ)は、ピアノをおもちゃ代わりにして育ってきました。
ある日、カイが通う小学校に、世界的なピアニストの父親をもつ雨宮修平が転校してきました。
カイが森でピアノを弾いているところを見て、驚いた修平は、そのことを音楽教師の阿字野壮介に伝えました。
かつて天才ピアニストであった阿字野は、カイの才能に気付いて、弟子として迎えることにしました。
カイは、修平や阿字野と出会ったことで、ピアニストとしての才能を開花させていき、やがてショパンコンクールで世界に挑戦するまでになります。
カイVS修平のピアノ対決
表現力で魅了するカイに対し、リズムを正確に譜面通りに弾く修平。
数々のコンクールに出場し、勝ったり負けたりを繰り返し、両者一歩も引かないです。
見所は、ショパンコンクールでの対決。勝者はいかに!?
習得する難しさ
初心者がピアノを習得するまでにかかる時間を調べてみました。
挑戦する曲の難易度によっても変わってきますが、大人になってピアノを始めても簡単な曲であれば、1か月程度で弾くことが可能です。
弾いて自己満足するだけでなく、人前で演奏できるレベルになるには平均3~4ヶ月ほどの期間が必要と言われています。
短期間で、ピアノを習得し、一気にショパンコンクールまで登りつめた一瀬海は、よほどの才能があったのですね。
まとめ
小さい頃から、私はピアノを習ってきました。
実はピアノは、弾く力がかなり必要な楽器で、力強く鍵盤を弾かないと音が出ないのです。
まずは「音を出す事」ここからのスタートになります。
このアニメでも、少しこの部分に触れています。
森の端のピアノ。これは一瀬海にしか弾く事ができなかったのです。
ここに、ピアノを弾く難しさが表されています。
音が出ると、次は指を動かすテクニックの習得をして、それが終わると、表現力をつけるなど、あげるときりがないです。
しかし、私はピアノという楽器が好きです。
慣れると、音を自由自在に操ることができるところです。
この作品を読んで、多くの人にピアノを弾く楽しさを味わってもらいたいと思います。
文章:ah