出典:©地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク ・アニプレックス
あらすじ
午前0時ちょうどにアクセスし、呪いたい相手の名前を入力して送信すると『地獄少女』が現れ憎い相手を地獄に流してくれるという噂があり…
1年もの間、ひどいストーカー行為に苦しんでいる涼子。
警察にも相談していますが一向に犯人が捕まる気配がありません。
娘思いの優しい両親に迷惑をかけたくないと、地獄通信にアクセスしてしまい…
ハラハラするストーリー展開
1話とは全く違う、どんでん返し系ストーリー展開でした。
前回ほど突っ込みどころもなく、すぐにストーリーに入り込んでしまう感じでした。
ストーカーからの好意(嫌がらせ?)に心が壊れそうなくらい怯える涼子。
涼子を全力で守ろうとする優しい両親。
特に涼子のお父さんが娘を守るために必死な様子は、素敵な親子関係だなぁと思いました。
そんな中、このストーカー事件の担当である如月警部は、犯人は自分の部下の秋元刑事
だと涼子の父に告げます←え?言っていいの???とは思いました。
ここで、素直に騙された視聴者と正しい推理力を発揮した視聴者の二手に分かれたと思います。
筆者は思いっきり前者です…笑。
依頼者に全く落ち度はなかったのに…
今回は両親に迷惑をかけたくないという一心で、スピーディーに涼子は地獄通信にアクセスしました。
「迷子の迷子の子猫ちゃん~♪」という歌声電話、犯人好みのお洋服、虫の寄せ集め?、「アイシテルヨ」メール・・・
もらった方の気持ちを考えていただきたいです、切実に。いや、犯人は喜ぶと思ってやっているのか。
涼子は犯人と1対1になった時、
「あんたさえいなければ、こんな辛い思いをせずにすんだのに!」
と犯人を罵倒したのですが、普通は恐怖で声も出ないと思うんです。
よく言った!えらいぞ涼子!
最終的に犯人はやはり地獄に流されるわけですが、ただ美人だったというだけで被害にあった上、死後地獄に行く刻印が刻まれた涼子が不憫でなりません。
まとめ
ストーカーという歪んだ愛のお話でしたが、家族愛のお話でもありました。
何の落ち度もない涼子ちゃんが死後地獄に行くのはかわいそうですが、2話はストーリーがすごく面白くて、あっと言う間に観終わりました。
落ち度のない被害者は『呪えるオンリー』みたいな契約があってもいいのに…。
「人を呪わば穴二つ(但し、全く落ち度のない被害者は除く)」みたいな。
涼子ちゃんを助けに来た警官姿の一木蓮様がめちゃくちゃカッコ良くて、目の保養になりました←2話の一番の見どころはココ!笑)
文章:天蔵