出典:©いちかわ暖(秋田書店)/新しい上司はど天然製作委員会
精神と胃をやられ、パワハラ上司から逃げるように転職した広告会社。
そこで待っていたのは、新しい上司とのオフィスラブだった!?
ただし、相手も男!
それでもパワハラに懲りている桃瀬 健太郎(ももせ けんたろう)は白崎 優清(しろさき ゆうせい)主任とラブラブ関係に突っ走る。
仲良すぎる部下と上司。一線を越える日はそう遠くない?
二人で拾った猫に付けた名前は
その名は「白桃(はくとう)」
白崎と桃瀬のそれぞれ一文字とって「白桃!」
まるで仲睦まじい夫婦とその子供のよう。
仕事先でお泊り
温泉地の宣伝広告のアイデアを求めて、施設を楽しむ白崎主任と桃瀬。
露天風呂を出て、部屋に戻ると、敷かれていたのは布団が一組・・・では、なかった。さすがに。
夜空を見上げ、流れ星に願う白崎主任。
「桃瀬といい○○が作れますように・・・」
「なんて?もう一回言ってください!」
「??・・・いい広告・・・」
桃瀬はがっかり?
前の会社のパワハラ上司からの電話
突然、黒野先輩から「てめえ、なに勝手に会社辞めてんだよ。携帯もブロックしやがって。今からてめぇのアパート行くからな!逃げんなよ!」
だが、彼は来なかった。
おそらく桃瀬の所在確認目的だったと思われ。
ついに同居
黒野先輩からの恫喝電話を受けて、心配した白崎主任の提案は・・・
「一緒に暮らさないか?」
二人の同居生活は、料理も洗濯も一緒。風呂はさすがに・・・
元上司黒野を警戒しつつ、自宅アパートへ着替えを取りに戻るも、白崎主任が心配して追いかけてくる。
帰りのコンビニでの立ち読み、食べ歩きのタイミングも、しだいに二人はシンクロしていく。
こうやって見ると、前の会社の黒野先輩が桃瀬に対して当たりがきつかったのも分かる気がします。
ノンケにとっては、桃瀬はとにかくキモチワルイ。
「こいつは優しくすると、どんどん入り込んでくる!」
と、行き過ぎたパワハラは、そっちのケのある桃瀬から身を守る手段であった。
恐怖していたのは黒野先輩のほうだ。
文章:ヒトツメロバ