出典:©サトウとシオ・SBクリエイティブ/ラスダン製作委員会
コンロン村では最弱と呼ばれるロイド・ベラドンナ。
「英雄になりたい」と村を飛び出し、士官学校の採用試験に挑戦!
汽車で6日のところを走って6日で辿り着く脚力をもち、骨折は3時間で治る治癒力を持ち、巨大モンスターをあっさり倒す攻撃力を持つ!
アザミ王国では規格外の強さを見せつけたにも関わらず・・・ロイドは試験に落ちた。
それ以降、ロイドの身の回りで都合よく不可解現象が多発する。
それはまるで、ロイドの、ロイドによる、ロイドのための様相なのだ。
都合よく仕事が見つかる
もう一度、採用試験に挑戦したい。
そのためにはこの街で働きながら、次の採用試験を待つ。
コンロン村の村長アルカの弟子で、魔女マリーさんの雑貨屋に泊めてもらうことになった。
あとは仕事を探す。
料理、お掃除が得意のロイドに都合がいい求人がそうそうあるわけ・・・
ありました!
そこは、士官学校の食堂!
ロイドの働きで、油でギトギトだった食堂もキレイになり、料理も好評!
都合よく事件が起きる
アザミ王国に出現するはずのない巨大イナゴが出現。
人々が逃げ惑う中、ロイドだけが難なく退治して回る。
実はこの状況を招いた犯人は・・・
王国軍のメルトファン・デキストロ大佐。
その大佐を裏で操っていたアザミ国王。
その国王をさらに裏で操っていた魔王アバドン。
そしてさらに魔王を裏で操っていたのがコンロン村の英雄ソウ。
そして英雄ソウを事件に駆り立てていたのが、コンロン村で最弱と呼ばれる・・・
都合よく仕事が減って楽ができる
バイトと称してショウマ兄ちゃんが、何やら運搬する場面にちょくちょく出くわす。
荷車にあるのは火炎瓶や怪しげな薬、モンスター化する材木・・・
事件は起きるものじゃない、起こすもの!
治安を乱して、ロイドに解決させるのだ。
なので、ロイドの出番は最後だけで、出番が減る事態になってしまった。
兄ショウマも英雄ソウも「英雄になりたい」と村を出たロイドを英雄にしたい。
裏でこっそり応援するため、悪役を買って出る。
「最近ロイド見ないねえ」からの~
事件が起きると、颯爽とロイドが現れ、解決する。
そして、それを見た女子がキャーキャー騒ぐ・・・
大きな声では言えないが・・・ご都合主義、「独善」国家といえよう。
文章:ヒトツメロバ