出典:©モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
◆忌堂 光(いんどう ひかる)の様子がどこかおかしい。
忌堂家に伝わる儀式で一人で山に入った際、足を滑らせ、頭を打って死んだはず。いや、あれは間違いなく死んでいた。
親友の辻中 佳紀(つじなか よしき)は、戻らない光を探した先で、彼の死体を見ている。
ならば、今、目の前にいる光は何だ?光の体に何が入り込んだ?
疑問をぶつけてみた
「おまえ、光ちゃうやろ?」
佳紀の唐突に投げかけた言葉に、光の顔が溶けだして、ウヨウヨした何かに変わろうとする。
そんな光に「お前を殺したくない」と脅された。
一緒に街を歩いてみた
猫は威嚇して逃げ出す。
お婆さんは「ノウヌキ様が下りて来とる!」と叫んで、家の中へ避難し、鍵をかける。
霊能者のおばさんから「一緒におらんほうがいい」と言われ、刀振り回す男に光の首が飛ぶところを見せられる。
手を突っ込んでみた

出典:©モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
光の体に裂け目がある。
そこに手を入れて見ると・・・ぐにゃぐにゃした感触でキモチワルイ。しかし、光本人はキモチイイという。
家庭科実習で唐揚げ用の鶏肉をこねていると、その時の感触を思い出す。佳紀はたまらず気持ち悪くなって吐く。実習が台無しに。
刺してみた
「あなたは誰ですか?」という、霊感のあるクラス女子を殺そうとした光。
「このままだと、よくないことが起こる」と霊能者の言葉もあり、佳紀は包丁で光を刺した。
光は再び、裂け目の中に手を突っ込ませる。「うげぇ!キモチワルイ!」そして何かを引き千切らされた。
「これで力は半分になった。もう人は殺せない」と光。ホントかなぁ?
調べてみた
「ノウヌキ様」を調べるために立ち寄った図書室で、佳紀が何気に手にした画集。そこに光の体から出てくるナニカに似たものが描かれていた。
そういえば、光は時折、猪木の顔マネで笑わせようとしてくる。
あの謎のウヨウヨは画集からのモノマネ?笑うところ?
人の生活は楽しいという山の神ノウヌキ様の光。
ノウヌキ様がいなくなった山から怪異が下りて、集落は怪現象が頻発。
怪異に取り憑かれやすい佳紀の様子もおかしい。ノイローゼ気味でやつれていく。
「生気を吸い取られている」佳紀を懸念した光は「山に帰る」と言い出すが、普段の様子からして、帰り方知ってるのかなぁ?
こんなんでも神なんです。
文章:ヒトツメロバ




































