出典:ⓒ天那光汰・梅津葉子/SQUARE ENIX・「金装のヴェルメイユ」製作委員会
オルティギア魔法学院のアルトは、留年の危機に直面していた。
進級条件である使い魔との契約が果たせないでいるのだ。
同級生たちは次々と契約を済まし、進級を決めて先へ進んでいく。
そんな中で、ふらりと立ち寄った図書室。
そこで頭上から降ってきた古い本は、ところどころ文字がかすれて読めないが、召喚術を紹介しているのは分かる。
藁をもすがる思いで、本に書かれていた召喚術式を行うと・・・
ここに悪魔ヴェルメイとの契約が、成立した。
悪魔と契約したなんて・・・誰も知らない、知られちゃいけない。
隠し事が下手なデビルマ〇・・・ではなく悪魔のヴェルメイさんとアルト。
そんな二人を見守る、周りの男子の気持ちを勝手に代弁してみた。
金で解決しやがったぞ!
悪魔と契約したなんて言えない。
なので、ヴェルメイさんが人間であることにした。
人間の使い魔など聞いたことがない。
いつも連れ歩きやがって!
それって愛人契約ってことでは?
あいつ、女と進級を金で買いやがったのか!
いつもヴェルメイさんに露出の多い服を着せているぞ!
それだけじゃないぞ!
自室で二人きりになると、ヴェルメイさんを着せ替えさせて楽しんでいるぞ!
自宅では一緒にシャワーを浴びているぞ!
その後、ヴェルメイさんとベッドで、裸で寝ているぞ!
隠れてもっと凄いことしているに違いないぞ!
いつも朝になると、アルトはやつれた顔で登校してくる。
一方、ヴェルメイさんはツヤツヤした爽やかな顔をしている。
あいつ、夕べは何発やったんだ!?
ヴェルメイさんとの夜の「保健実技」はどこまで進んだんだ?
アルトのやつ、俺らを置いてどんどん大人の階段上って・・・涙で前が見えないぞ!
二人だけじゃないぞ!
アルトとヴェルメイさんを見るリリアの冷たい視線を見てみろ!
ゾクゾクするぞ!
ヴェルメイさんとアルトのカップルは、周りにとって迷惑なのでしょうか?
まわりの男子にとってその隠し事で、夜の掻く仕事がはかどって助かりそうではありませんか?
文章:ヒトツメロバ