出典:©BAKKEN RECORD・PONY CANYON INC./「Turkey!」製作委員会
◆「私は勝ちたい!」「私は楽しみたい!」
大会敗退後、方向性で揉めていた長野県一刻館高校ボウリング部。
突然、光り出したボウリングの球が、部員たちを連れ去ってしまう。
「ここはどこ?」
足元に転がってきた丸い球・・・それは生首!
行きついた場所は、戦国時代の合戦場だった。
戸倉家の当主、傑里(すぐり)に救われた5人のボウリング部員。
今度は自分たちが、隣国の脅威から戸倉家を救う番だ。
政略結婚を阻止したい
隣国の坂城(さかき)家が、「戸倉家五姉妹の中からひとり、嫁によこせ」という。
貧困領主の戸倉家は、坂城家に対して強く出れない。
みんな貧乏のせいだ!貧乏からの脱却を目指すぞ!ボウリングで。
いや、ボーリングで。温泉を掘り当てれば、観光地として栄える。豊かになれば、坂城家にあれこれ付け込まれなくて済む。そして見事に温泉が湧き出たものの・・・
「いつ観光客で賑わうの?」「さあ・・・?」
「どれくらい時間かかるの?」「さあ・・・?」
斬首刑から救いたい
雷鳴轟く中で、3連続ストライク(ターキー)をとると、ボールに異変が・・・
それがタイムスリップの条件だと気付いた。
こうして現代に戻ることができたボウリング部。あの戸倉家五姉妹はどうなった?
郷土歴史館へ調べに行くと、坂城景時によって全員斬首されていた。
「どうすれば阻止できる?」
「景時の首をとろう!」
剣道部に押しかけ、「戦国時代に行って、武将の首とって来て!」とでも言ったのだろうか?
無言で追い返される。
自分の命を守りたい

出典:©BAKKEN RECORD・PONY CANYON INC./「Turkey!」製作委員会
戦国時代へ再び飛んだ。
武力では勝てないので、景時を煽って、ボウリング勝負に持ち込む。
そこで景時が出した条件は、
「ボウリング部員が一投ずつ投じて、5人全員ストライクを取ること」
このパンチアウトに失敗すれば、部員も全員処刑するという。
3人がストライクを決めたところで降り出した雨の中、4番手の利奈が投じた球は、7番ピンと10番ピンを残してしまった。
即刻、処刑にかかろうとする景時軍に麻衣部長が言い放つ。
「ボウリングには、二投目があるんです!」
かくして全員の命が救われた。
ボウリングに二投目はあっても「武士には二言はない」と景時は、そそくさと席を立った。
思えば、戸倉姉妹処刑寸前、突然出現した女子校生たちは、戦国時代にはありえない生足でミニスカ!
この時の景時の心境やいかに?
パンチアウトはならずとも、パンチラが国を救った!
文章:ヒトツメロバ





































