思い返すと意外と多い人外アニメーション
『人外』、例えばケロロ軍曹などは局地に生息している気がします。際どいところをつくと東京喰種(グール)のカネキなどは元は人間だけど、臓器移植手術をきっかけに(人肉しか食べられない)喰種という存在になってしまいます。
最近では鬼滅の刃やポケモンの様にサブキャラクターが人外で人間のサポートにより躍動し、また、自身も人間のサポーターになるという設定が流行している様です。
主人公が人間ではないアニメ
・ノラガミ
・ゲゲゲの鬼太郎
・妖怪人間ベム
・亜人
・鉄腕アトム
・幽遊白書
・狼と香辛料
・働く細胞
・よんでますよ、アザゼルさん。
主人公が人間である必然性の裏に人外の意外性が潜んでいる
『BLEACH』の黒崎一護を仲間に入れようと思ったら、実は元々は普通の人間だったことが発覚しました。世界最強の死神になるのに‥。『亜人』との微妙な設定の差が面白いと思いました。また、『DEATH NOTE』の様に死神に利用されながら逆に利用するタイプの作品もあります。
『ドラえもん』や『鉄腕アトム』が日本人の大多数に支持されている事は、日本人ならではのユーモアセンスが顕著に現れている現象だと思います。人外とは基本的に人間の希望だと思います。夢でもあるのでしょう。時にモンスターの挙動は、人間のやり取り以上に感動を呼ぶこともあるのです。
『よんでますよ、アザゼルさん。』は、意外性とも解らない不思議な感動を覚えます。『忍空』は果たして人間枠なのでしょうか?謎です。何にせよ人外ドラマに共感する感覚は、別次元の感動と言えるでしょう。
この先も、魅力的なキャラクターを生み出してくれることを期待しながら、日本のアニメーション市場を見守りたいと思います。
文章:Shinichiro.S