出典:©2023 SANRIO CO.,LTD.
キティ達が演じる世界の名作童話
サンリオアニメフェスティバルは、サンリオが1989年から1996年の間に制作したアニメーション映画シリーズです。
主にサンリオのキャラクターが「赤ずきん」「白雪姫」「ウサギとカメ」などの童話の主人公を演じるという内容です。
どのお話も可愛く楽しく、学びもある仕上がりになっていますが、特にオススメのお話をピックアップして紹介します。
ハローキティのシンデレラ
誰もが知っている名作童話「シンデレラ」。継母とその娘である姉妹にいじめられるシンデレラの役をキティが演じます。
ある日、お城から舞踏会の招待状が届きます。シンデレラも舞踏会へ行きたいと思いますが、継母に招待状を燃やされてしまいます。
一人悲しむシンデレラの元に、魔法使いを自称するお婆さんが姿を現します。
彼女がかけた魔法のお陰でシンデレラは綺麗なドレス姿に変身し、舞踏会へ行けるように。
12時の鐘が鳴ると魔法は解けると魔法使いに言われ、シンデレラはお城へ向かいます。
お城での舞踏会でシンデレラは王子様と楽しいひと時を過ごしますが、12時の鐘が鳴ってしまい…。
アヒルのペックルのみにくいアヒルの子
ある所に、アヒルの兄弟達が生まれました。
しかし一匹のアヒルの子(ペックル)だけは他の兄弟達と全く違う姿をしており、それが原因でみんなに「お前はよその子だ」といじめられます。
辛抱たまらなくなったアヒルの子は夜にひっそりと抜け出し、各地を渡り歩く事に。
道中でも散々な目に遭うアヒルの子。冬を越し、最終的に辿り着いた湖で白鳥に出逢います。
その湖で泳いでいると、白鳥達がアヒルの子に近付いてきます。
またいじめられてしまう、と慌てるアヒルの子でしたが…。
ポチャッコのジャックと豆の木
ジャック少年(ポチャッコ)が主人公です。
ジャックは年老いた牛と麦を交換する為に市場へ向かいますが、道中で牛と遊んでいるとそのままうたた寝してしまい、夕方になってしまいました。
途方に暮れるジャックの元へ謎の老人が現れ、「牛とこの豆を交換してやる」と言います。
老人の話によると、この豆を植えると天まで届く木が成るとのこと。
怪しく思いながらも豆を受け取ったジャック。帰宅してからさっそく畑に植えると、老人の話通りに雲を突き破るほどの大きな豆の木が生えました。
好奇心に駆られたジャックは早速その木を登って、雲の上に辿り着きますが…。
まとめ
約30年前に制作されたアニメ作品ですが、今でも充分通用するような可愛い絵柄で描かれていて、流石サンリオだと思いました。
子ども向け作品ですが大人にもオススメです。幼い頃に楽しんでいた童話を、この機会におさらいしてみてはいかがでしょうか。
文章:藤川汐見