出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
あらすじ
凛に指名され、蜂楽と共に二次セレクションを突破した潔。
5人となった潔たちを待っていたのは、世界的スーパースターたちとの5対5マッチだった。
潔と蜂楽、凛の連携によって先制点を奪う事に成功するが、次第に別次元の実力を持つ世界選抜チームに圧倒されていく。それでも必死に食らいついて、自らの“エゴ”をぶつける潔たちは、最後の1秒まで抗い続ける…。
絡み合う三角関係
潔の存在により、凛の動きが以前よりも見違えるほどに良くなっていた。
ギリギリのポジションに走り込んだ潔を喰った凛は、世界的スーパースター達から先取点を奪う。
「あの試合があったからこそ生まれた3人の攻撃は、世界のトップにも通用してる」
潔たちの連携も見た時光と蟻生は、自分達を入れて“五角形”でいこうと口にするのだった。
このまま、潔たちが場を圧倒するのかもと思った矢先。
ジュリアン・ロキの超速が牙を剥く。
ロキの速さに成すすべもなく抜かされていく潔たちは、そのままあっという間にゴールを許してしまう。
その後も世界的スーパースター達に圧倒されてスコアは離されていく…。
誰もが勝てないと諦めかけていたが、凛だけは諦めずにギラギラと相手を見つめていた…。
地獄逝き

出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
二次セレクションが終了し、三次セレクションへ進出するメンバーが発表される。
7チーム35名がクリア順に中央ジョイントルームへと入場する。
「勝ち上って来てるかな。あいつら…」
「もしかして、チームZが恋しかったりする?」
潔と蜂楽は、元チームメイトたちがどのような進化を遂げているのかを楽しみにしていた。
2ndチームが入場となり、凪、馬狼、千切、剣城、清羅が現れる。
凪たちと再会できたことに安堵の表情を浮かべる潔だったが、凪たちには小突かれる事に…。
そして、最後のチームまでが入場となるが……そこに國神の姿はなかった。
國神の姿が無い事を玲王に尋ねた潔だったが、土道が割って入る。
「終わったよ。俺が綺麗に地獄へ送ってあげました」
「フィールド上じゃイイ奴かどうかなんてどうだっていいんだよ。一瞬の爆発のために生きれない人間はゴミだ」
土道の発言にイラついた潔だったが、突如として土道の飛び蹴りが強襲する。
ぎりぎりの所で千切によって助けられる潔。
土道の行いに対して蜂楽も“喧嘩”モードへと切り替わるが、ここで絵心が口を開いて抑制するのだった…。
全体的な感想
世界に通用すると思わせておいて、一瞬で心を折りに来ましたね…。
そんな中でも1人立ち向かおうとする凛。凜がサッカーに懸ける思いが強い事が良く分かる場面でしたね。
流石は“戦場”と言っていただけの事はあります…。
しかし、圧倒的力の差を見せつけられてしまいましたね。潔たちが目指しているのは“あのレベル”になるわけですから…今後、差をどれだけ詰めて行けるのか…。
そして、まさかの國神が落ちましたね…。
國神を地獄へ落した土道の実力が気になる所ですが、雷市と同じで口調と素行が最悪すぎて好きにはなれません。
雷市よりも手を出すのが早い土道は、ブルーロックにおいて爆弾になりかねないですね…。
文章:クラッシャー佐藤