出典:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
サイボーグの体を持つ女性
攻殻機動隊シリーズにて主役を務めるキャラクター「草薙素子」。
全身を義体化しているサイボーグの女性で、戦闘能力だけでなくハッキングも得意としています。
攻殻機動隊は劇場版、テレビアニメ版など作品ごとに設定が違う点があり、特に草薙素子の設定や見た目も作品ごとに大きく変わっています。
今回はそれぞれ特徴の違う草薙素子についてご紹介したいと思います。
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
1995年に上映された押井守監督による劇場作品です。
「人形使い」というネットから発生した生命体と素子が接触する物語です。
この作品の素子は黒髪、薄い青色の瞳、顔つきは中性的なものとなっています。
自身が義体化していることから「本当の自分は昔に既に死んでいて今の自分は造られた存在なのではないか」という悩みを抱えています。
OPにて素子の義体が造られていくシーンはどこか神秘的で、儚げで美しい人、という印象を抱きました。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
2002年に初放送されたテレビアニメ版の攻殻機動隊です。
公安9課に所属する素子やバトー、トグサなどのメンバーを中心に描かれています。
素子の容姿は紫色の髪、赤い瞳、露出の高い服を着ておりスタイルの良さがよくわかります。
劇場版ほどクールでもないですが、落ち着いており達観したような雰囲気をまとっています。
続編の2nd GIGでは彼女の過去らしきものが描かれており、想像が膨らみますね。
9課の実質的なリーダーのような存在で、とても頼りがいのある上司、といった感じです。
攻殻機動隊 ARISE
2013年から4部にわたって公開された劇場作品です。後に再編集されテレビでも放送されました。
素子が公安9課に所属する前のストーリーとなっています。
この作品の素子は青髪、青い瞳、短い前髪で今までの素子よりも若々しい印象があります。
恋人と過ごす姿も描かれ、彼女の新たな一面を見られて新鮮でした♪
海外で実写化!
押井監督の映画版を元に海外で実写化もされました。
スカーレット・ヨハンソンさんが主演を演じており、とても美しくてアニメの素子がそのまま現れたように感じ筆者のお気に入りです!
まとめ
2020年4月からNetflixにて配信されていた「攻殻機動隊SAC_2045」シーズン1に新たなシーンを加えて再構成した劇場版が、2021年11月12日(金)から2週間限定で劇場公開されるので、とても楽しみですね!
作品ごとに違った魅力を持つ女性「草薙素子」。彼女の新たな魅力に触れてみたいです♪
文章:のいせ