出典:©いがらしみきお/竹書房・テレビ東京・B2プロダクション
短くて、分かりやすくて、笑える
『ぼのぼの』はいがらしみきおさん原作の漫画です。
映画やアニメにもなっていますが、今回は1995年に放映されていたアニメ版のぼのぼのについてご紹介します。
1話につき約15分と短めですが、毎回いろんなギャグが盛り込まれている作品です。
登場キャラクター
主人公はラッコの「ぼのぼの」です。
ラッコですが陸に上がって普通に歩いたりします。
ぼーっとした性格で、よく後述のアライグマくんに怒鳴られたりどつかれたりすることも。
想像力が豊かなのか、物事を考えすぎて空想の怖い生き物に怯えたりしています。
ぼのぼのの友達に「シマリスくん」がいます。
その名の通りリスで、女の子のような言葉遣いで話しますが男の子です。
彼もまたよくアライグマくんによって吹っ飛ばされたりしています。
「アライグマくん」はガキ大将のような、ちょっと荒っぽい性格のアライグマです。
何かにつけてぼのぼのやシマリスくんに暴力を振るったり、強引なところが目立ちます。
ですが恋をして失恋したり、自分の父親に逆らえなかったりと、どこか共感できる部分もあります。
その他にもたくさんのキャラクターが登場します。
みんな個性的で憎めないですね。
シンプルに面白い作品
筆者が初めてぼのぼのを知ったのもこのアニメ版でした。
まだ筆者が幼い頃、テレビで放映されているのを見ていたときは「このラッコ(ぼのぼの)可愛い」ぐらいの感想でした。
ですが最近、動画配信サービスで改めて視聴してみたら、想像以上に笑えて楽しめました。
テンポも良く毎回オチもちゃんとついているので「深く考えずに笑いたい!」という方におすすめのアニメです。
絵柄もシンプルで可愛らしい感じなので、もしかしたらお気に入りのキャラクターが見つかるかも知れませんよ。
文章:大葉勺々