出典:©池澤真・津留崎優・Cygames / ファ美肉製作委員会
夜の公園にて、酔っ払いとそれを介抱する二人の30代独身サラリーマン、橘 日向(たちばな ひなた)と神宮寺 司(じんぐうじ つかさ)。
そんな彼らの前に突如、女神が現れた。
二人を勇者としての勧誘だったが、悪態をつきまくる酔っ払いふたりに腹を立てた女神により、加護というより呪いをかけられ、異世界へと送り込まれてしまった。
美少女の姿にされてしまった橘。
そんな彼?彼女?から常に発動されるスキルは「魅了」。
神宮寺が魅了で狂わされる前に、ふたりが愛し合う関係になる前に魔王を倒さなければ!
作品中は「なぜの嵐」です。わたしが勝手にお答えします。
美少女化した橘が、サメ歯なのはなぜ?
「美しい物にはトゲがある」
ターゲットを魅了で動けなくした上で、「最後はそいつ食い殺せ!」という女神のメッセージなのです。
自然界でよくあるでしょう?「美貌で魅了して、近づいてきたものを喰う!」
橘はやがてその鋭い歯で、近づいてきたものを喰らう鬼と化すのです。
それかー、表面ばかりに気を取られて、口の中身まで行き届かなかっただけかー。
皿の上に乗せられて出てきたものって本当にイカですか?
食堂で神宮寺の前に出された「イカ」なるものはいかに?
シルエットこそイカに似ていますが、どう見てもそれとは違います。
神宮寺も一瞬、食べることをためらいます。
これは、イカの形をした宇宙人です、侵略者です。
彼らは地球の支配が目的です。
神宮寺たちは、その宇宙からの侵略者を「食う」ことによって、彼らの侵略をまさに「食い止めたー」です。
間違いない。
神宮寺「俺たちは知らず知らずのうちに、宇宙人の侵略を食い止めていたのか」というセリフも欲しいところです。
頭目が本当にしたかったことって?
生贄として捕らえられてしまったエルフの頭目。
人さらいを魅了しようと、方尻を持ち上げたり、体をくねらせる頭目。
表向きはそうですが・・・。
その様子は、離れたところから見ていると、おならがしたいようにしか見えません。
その通り、実は、おならがしたいのです。
捕らえられてから長時間たっています。
ずっと我慢していたのでしょう。
周りの目を誤魔化しながら、自分の気持ちを誤魔化しながら、彼女はおならがしたかったのです。
耳を澄ましても音がしなかったところを見ると、どうやらスカされたようですね。
間違いない。
どうですか?
「なるほど!」って思っていただけましたか?
まだまだ謎がいっぱいです。
物語冒頭の神宮寺の頭目への投石が実はストライクしていて、物語自体が実は、頭目の死後の世界の話かもしれませんよ。
文章:ヒトツメロバ