出典:©おおのこうすけ/新潮社
ウェブコミックサイト『くらげパンチ』にて、「極主夫道」という作品が連載されています。
作品の名前に大きなインパクトが受けますが、こちらの作品は「主夫の道を極めるコメディ作品」です。
料理や、洗濯、掃除のすべてをテキパキこなす家事の達人となった元ヤクザが、家事をこなすという日常を描いています。
あらすじ
エプロン姿がよく似合うサングラス姿の男、彼はかつて「不死身の龍(ふじみのたつ)」と呼ばれ、恐れられた元ヤクザです。
しかし、彼はキャリアウーマンとの結婚から、主夫としての新しい道を歩みだします。
スーパーの特売日や、町内会の掃除、彼の住む地域のイベントなど、あれこれサングラスとエプロンの姿で登場し、元ヤクザらしい「漢気(おとこぎ)」で、今日も家事をこなします。
普通にしているからこそのおもしろさこと
龍はヤクザらしい言葉使いをし、大きく登場人物に誤解をまねかせて、なんとも言えない雰囲気にしてしまいます。
けれど、それも仕方ないかもしれません。
「大事なものを持ってきた」と怖い笑みで、サングラス姿のお兄さんに渡されたら「ヤバいもの」となるのが普通ですよね。
でも、渡されたものがおいしいお弁当だったり、主夫ならではの労いだったりするのです。
そして、何より実際に試せる裏ワザのような家事テクニックを紹介しているのですが、それを記憶に強く残る龍の言動から思い出して、私生活で「試してみようかな」となってしまうのが、主夫を描く作品ならではだと思います。
まとめ
極主夫道はSNSで反響があり、好評から実写ドラマ化もされています。
そして2021年4月8日、配信サイトNetflixからウェブアニメとして「極主夫道」はアニメ化され、現在放送中です。
ドラマではオリジナルストーリーが展開されましたが、アニメでは漫画のようなコメディ要素を大事にしているため、ちょっとおもしろいギャグアニメが見たい、気楽に見られるアニメを探しているという人に、とてもオススメしたい作品になっています。
文章:新堀